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2018年4月25日水曜日

限界を超えてからが勝負!

~おじさんたちは3人がかりで頑張る!~



 「限界を超えてからが勝負!」

 出ましたね。久しぶりのフレーズです。限界を超えちゃったので、ブログを書く余力も残っていませんでした。


 果樹の苗が届く前に、まずはイチジクの大穴に堆肥を投入するという大変な作業がありました。

 
 仕事がたてこんでいたので時間もないし、一人ではとても間に合いそうもなかったので、エスペランサ村の「畑部門」へ応援を頼みました。


 23日(月)、堆肥研究家・Fさんそれに私の3人で、届いたばかりのこの山のような堆肥を投入していきます。



 3人でひたすらアリのように…。

 主に堆肥研究家が、一輪車に堆肥を山積みし




 私とFさんが遠くまで運んでいきます。


 不意に私の頭の中に、

 「もしかして、果樹の苗がすでにJAに届いているのではないか」という疑念が沸き起こりました。


 昨年は、頼んだはずのジャガイモの苗がいつまでたっても届かなかったので、電話してみたら発注し忘れていました。


 今年は、原木シイタケのほだ木が届いたという連絡がなく、こちらから電話したらすでにだいぶ前に入荷していて、いいのはみんな持っていかれていました。


 「もしかして、最悪発注し忘れているということはないだろうか?」


 心配で恐る恐る電話してみます。


 「あの~~、いつ入荷予定ですか?」


 「ああ、もう入荷していますよ」


 「えっ?・・・・・・・・」


 ある程度予想していたので、もう驚きません…ええ!驚きませんとも。


 間髪を入れず、私はJAあきた湖東までケートラを走らせます。


 イチジクの苗は、毎年ポットに入っておらず、根がむき出しのまま来るので、早めに植えてしまわなければなりません。

 昨年は植えるのが遅れ、何本か駄目にした経験があります。その分コメリから、ロングドゥートというとてもいい苗を購入して補充できたので、結果的には正解でした。


 さてこうなった以上、午後から急きょ予定変更です。すでに堆肥を投入した穴から、順に届いたイチジクの苗を植えていきましょう。


 エルサレムイチジクの苗木40本。なかなかいい根のようです。


 たっぷり堆肥を投入したイチジクの大穴に苗を置いて、腐葉土を気前よく二袋投入します。



 そしてその上にさらに堆肥を一輪車で3杯投入。


 1本植えるのに、堆肥を一輪車で山盛り合計7~8杯に腐葉土二袋と大盤振る舞いです。なにしろ今までの集大成。

 今年で果樹の植樹は最後にするので(たぶん…)大胆にいきましょう。


 作業をしてるうちに、疲労が蓄積していきます。


 「では今日は15本をめどにいきましょうか」と話していました。


 Fさんは「16時くらいまでは大丈夫。やるっすよ!」と言っていましたが…15時くらいになって、今までハイペースで頑張りすぎたのか、大粒の汗をかいて、顔が赤くなっています。


 「すっぱいものがこみ上げてきた」


 と言うなり、ギブアップして車で去っていきました。どうやらペースが速すぎたようですね。休み休みやらなくては。


 16時ころ、私と堆肥研究家で、何とか15本までたどり着きました。


 「区切りがいいのでもうやめるスカ」と私。


 近くを見ると、腐葉土がまだイチジク2本分置いてありました。


 「あと2本やるまで帰らない!」

 と堆肥研究家がきっぱりと宣言します。


 「で~~~!あど帰るべ(もう帰りましょうや)」と私。


 「うんにゃ。やるまで帰らない。名古屋でそうやって二人で頑張ってきたじゃない」

 と堆肥研究家。


 そうきますか。それならやりましょう。


 結局残り2本を最後まで植え終え、午後だけで17本。もう疲労困憊です。


 シルバー人材センターに頼んでいたら、過重労働で問題になったかも。


 まぁ、私や堆肥研究家が名古屋で仕事をしていたころに比べたら、これくらいは普通ですけどね。


 でもあとイチジク23本の他、ラズベリーやブラックベリー・ポポーなどまだ残り80本以上あるんですけど…。