カテゴリリンク

2018年4月14日土曜日

取り調べ

~まるで犯罪者扱い!~


 一昨日、預金を引き出すために秋田銀行のATMを利用しに行きました。

 中に入ると、画面のそばに立派なバッグが置いてあります。忘れ物でしょうか。


 ちょうど向かいに派出所があったので、届けに行きましたが、残念ながら留守です。

 仕方がないので、ATMの横にあった非常電話で連絡したところ、「金目のものが入っていなければ、そのままにしておいてくれ」と言われました。えっ?まさか。


 そこで再び派出所へ行ってみると、入り口のそばに電話器があり、受話器を取ると警察所に連絡がつながるようになっているようです。


 善意の民間人としては、やはり警察に届ける必要があると判断して電話します。


 警察署の職員が電話に出たのですが、最初は落とし物係の方のようです。事情を説明します。

 「バッグの中には金目のものがないので、もしかしたら盗まれたかもしれませんよ」


 と告げたところ、先方の対応がガラッと変わります。落とし物扱いではなくて、刑事課の扱いとなるようで、電話の相手が変わりました。

 「警察所までそのバッグを持って来い」といいます。


 え~~っ。忙しんですけど…と思いましたが、善意の民間人としては、届けに行くしかないですね。


 警察署に入るなり、取調室に連れていかれました。マジックミラーらしきものがついていたので、たぶんそうでしょう。


 事情を聴かれるくらいはわかるのですが、驚いたことに、両手の指の指紋をしつこく、本当にしつこく取られました。指だけでなく、手のひらまで丁寧に時間をかけて。


 これって犯罪者扱いじゃないの?


 第一発見者は疑わしいといいますが、それにしても、善良なる民間人に対して、この扱いはないですね。


 バッグの中に、身元を証明するものがあったらしく、電話したところ、お金をおろした後でバッグを忘れただけであることがわかりました。


 そこで警察官曰く。

 「あ、これで指紋が必要ではなくなりましたね」


 やっぱり疑っていたことがよくわかりました。


 「採取した指紋は処分しておきますからね」


 と言っていましたが、処分したところを目の前で見たわけではないので、疑わしいものです。謝りもしません。


 こんな扱いをされた善意の民間人は、その後警察に協力するだろうか。



 魁新聞で、取り上げてもらいたいものです。