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2017年10月31日火曜日

落花生の塩ゆで

~来年も「おおまさり」~



 昨日の夜、7時のNHKニュースを見た後も、珍しくテレビをつけたままにしていたら、「鶴瓶の家族に乾杯」という番組が始まりました。

 何気なく聞いていたら、なんと黒石市の特集ではありませんか。


 おお!懐かしの我が黒石よ。もちろん最後まで見てしまいました。


 黒石中学校の同級生に、「塩ゆでがとてもおいしい」といわれて作ってみた落花生は、とてもうまくいきました。品種は「おおまさり」です。


 節分のころに食べる落花生とは全く別物ですね。
 
 殻を割って出てくる豆は、皮が茶色になる前の色で、豆と同じように薄いベージュです。


 落花生を塩ゆでにすること約30分。鍋にふたをかぶせて10分ほど蒸らして出来上がり。



 圧力鍋を使うと、3~5分でできてしまいます。


 これがとてもおいしく、ビールのつまみにとても合うのですよ。個人的にはエダマメよりもはるかにおいしいと思います。


 知らなかった!


 我が60年を超える人生で、この味を知らなかったとは・・・。


 もちろん来年も落花生を作ります。畝を増やしましょう。


 今年のように、サカタのタネから種を購入してもいいのですが、今年収穫したものから来年の種を作ってみます。



 本当は全部食べたかったなぁ。


2017年10月30日月曜日

紫水晶に白アケビ

~来年に向けての課題~


 アケビは、山形県での生産が全国生産量の大部分を占めているようですが、先日の魁新聞に、秋田県でもアケビの大規模生産を始めた企業のことが紹介されていました。


 アケビはスーパー等ではほとんど見かけないので、ポピュラーな果物ではありませんが、ぜひ広がってほしいです。


 新聞には、それはそれはきれいな紫色のアケビの写真が掲載されていましたが、農薬を使っているのだろうか・・・聞いてみたいです。

 もし農薬を使わずにこんなにきれいなアケビが採れるなら、ぜひ教えてほしいのですが。


 エスペランサ村の第一アケビ園のアケビはまだ植えて3年目ですが、収穫量が多すぎて大変です。


 堆肥研究家はもうすでに300個は食べたと言っていますが、収穫されずにそのままになったアケビが山ほど垂れ下がっています。


 せっかくのアケビがもったいないと思っていたのですが、昨日あいにくの雨にも拘わらず、能代市からご家族4人がアケビの収穫にやってきました。


 エスペランサ村で収穫できるアケビは、紫水晶


 白アケビ、またの名をバナナアケビです。


 農薬を一切使っていないので、表面が一部さびていますが、実は大丈夫だし皮だって炒めてマーボーアケビにして食べると、ゴーヤのように苦みがあっておいしいです。

 天ブラにしてもいけますよ。


 それにしても、このままだと来年以降せっかく実が生っても消費できないのは明らかです。

 アケビの価格破壊をするくらいの値段で販売したいと考えているのですが、それにはもう少し表面のさびを少なくしなければなりませんね。


 来年に向けていろいろ研究してみます。



2017年10月28日土曜日

バナーネで決まり!

~秋植えはしたくないけど・・・~

 昨日今日と典型的な秋晴れです。それを見越して、昨日柿をつるしました。とりあえず150個ほど。



 多品種果樹園を目指しているのですが、そろそろ的を絞りましょう。


 イチジクもその一つです。


 イチジクは、日本イチジク・ドーフィンのオーソドックスなものから、ホワイトゼノア・ビオレソリエス・エルサレムイチジク・ドカロンイチジク・ロングドゥートなどいろいろ植えています。


 たくさんの品種を植えた理由は・・・何がいいのかわからなかったからです。


 でもこの3年間でいろいろ植えたり食べたり調べたりした結果、生食に一番いいのはもう断然バナーネですね(ロングドゥートとかエルサレムイチジクともいうらしい)。もう明らかです。


 で、あと50本くらいは植えたいと考えているイチジクは、すべてバナーネにします。


 通常寒い地域では、冬を乗り越えるのが大変なので、秋植えよりも春植えのほうが適しているといわれています。4月の下旬から5月の初めくらいです。


 ところが来年のこの時期、法定監査の真っただ中なのですよ。どうしましょう。


 ということで、昨日と今日、やむなくバナーネを頑張って10本植えました。今までの集大成です。朝から暗くなるまで丁寧に植えました。


 これで来年のイチジクの春植えは40本で済むことになりました・・・でも、もう50本植えると言いだしそうな自分が怖いです。


 今日はとても疲れたので、この原木なめこで一杯やりましょう。




2017年10月23日月曜日

これがポポー

~生のを食べてみた~



 もともと果樹園をやろうと思ったきっかけは、ポポーでした。ポポーという果物に可能性を感じたのです。


 3~4年くらい前に、NHKの「あさイチ」という番組で取り上げれられたり、新聞にも大きく掲載されたりして一気にブレークしちゃいましたが、それ以前から私はポポーに目をつけていたのですよ。


 そのポポー、道の駅かどこかで一度見かけた以外はほとんど目にすることはありません。その時もたしか1個か2個で1,500円くらいの値段でしたので、買いませんでした。


 ポポーは収穫してから日持ちしないので、市場にはなかなか出回らないのです。


 ところが、ご近所のTさんがポポーの樹を1本お持ちで、昨日収穫したばかりのポポーの実を2個わけてくれました。


 二個ある写真を撮りたかったのですが、1個は素早く堆肥研究家に食べられてしまったので、1個しかありません。


 ちなみに皿は、江戸時代の白磁(おそらく伊万里だと思うけどなぁ)の陽刻の皿です。



 とてもいい香りがします。南国の香りです・・・行ったことないけど・・・。


 皮をむいてみましょうか。



 ふ~~。中身が現れました。食べる前に半分に切ってみます。



 おお!種があるようですね。


 いよいよ食べてみます。


 うわ~~!甘くておいしいです。冷凍ものを一度だけ食べたことがありましたが、生のほうがはるかにおいしいです。


 ポポーの味は、「バナナとプリンを足して二で割ったような味」とか言われてなかなか表現しづらいですが、バナナよりはねっとりです。

 カスタードクリームのような味とでもいいましょうか。


 コシノファームのポポーに実が生るのが待ち遠しいです。


 ところで、残った種も植えてみましょうか。



2017年10月19日木曜日

貴重な原木なめこ

~収穫体験の続き~



 最近ずいぶんと日が短くなりましたね。

 それでも周りが暗くて見えなくなるまで堆肥投入や草むしりをやっている愚か者は、私くらいのものでしょうか。


 昨年植えたばかりのラズベリーの成長具合を見ると、将来への大いなる可能性を感じてしまい、ついつい頑張ってしまいます。


 年齢を重ねても、愚直に頑張るのが私のとりえです。


 さて先日の収穫体験の続きです。


 サツマイモ「紅はるか」の収穫を終えた後、向かった先は「キノコ区画」です。

 最近「原木なめこ」がとてもいい感じで出始めました。


 原木なめこは貴重なので、収穫体験のメニューからは除外したかったのですが、せっかくですのでご案内しました。


 先日収穫したものは、助っ人のFさんにお分けしました。この日現在立派になめこが生えていたのは、2本の原木でした。


 1本は我々の夕食用にとっておくとして、1本は収穫体験してもらいましょうか。


 原木1本分といっても、結構な量になります。レジ袋にずっしり収穫できたようです。では移動しましょうか。


 そのとき「あっ!ここにもう一本ある」と収穫体験者。



あ~~~~!それ、おらがだの今日の夕食用なんだども(その原木なめこは、今夜の我が家の夕食用なんですけど)・・・」


 という前に、手が伸びていきます。


 間に合いませんでした。とほほほ・・・。


 まぁまだ原木はあるのでいいのですが、なめこは貴重なので。


 それにしても立派な原木なめこです。来年もやってみましょう。



2017年10月17日火曜日

紅はるか

~サツマイモの収穫体験~



 今日はゴルフの予定でしたが、とある事情で急きょキャンセル。午前中はツマイモの収穫体験のお手伝いです。


 収穫したサツマイモは「紅はるか」です。紅あずまではありません。


 紅はるかは、「安納芋をはるかに凌駕する芋」という意味で名付けられたそうですが、ねっとり系でとてもおいしいです。


 通常のサツマイモの苗は、一束50本くらいで束売りで販売していますが、紅はるかの苗は一つ一つポットに入っています。

 畑に仮植えしてから苗をじっくり育てなければならず、とても手間がかかるのですが、その分とてもおいしいのですよ。


 いやはや立派なサツマイモが収穫できましたね。



 収穫を一部手伝っていただいたお礼に、たくさん持って行っていただきました。


 さて、午後からは本格的な収穫です。堆肥研究家も芋ほりが大好きらしく、夢中で掘っていきます。





 どんどんいっちゃいましょう。



 おや?この人も収穫体験者でしょうか。



 収穫が終わって一段落したら、小雨が降ってきました。


 きれいな虹がかかりました。





2017年10月12日木曜日

タロニャン大満足

~お二方はいつも一緒~



 最近天気は雨か曇りで、なかなか農作業がはかどらないし収穫も進みません。


 こんな時はネコちゃんたちも外へは出ていかないので、家のなかでのんびりしています。ハナちゃんが大好きなタロニャンは、大満足です。



 それでも、いつまでもこうしてはいられないので、とりあえず雨が止んだすきに、サトイモの試し掘りでもしてみましょうか。



 ウニャウニャ!(なかなかいいようですね)。



 大ぶりだし、芋のつき方もいいようです。
 
 
 秋晴れで私の本業とゴルフがない日に、大収穫といきましょう。


 でもタロニャンは、いつまでもこうしていたいので・・・


 雨が続くといいにゃんこと言っています。





2017年10月10日火曜日

気になる落花生

~間引いた苗ですが~


 落花生はそろそろ収穫の時期なのでしょうね。なにしろ初めてなので、タイミングがわかりません。


 落花生は、種を植えた後芽が出てくると、ある程度間引きます。でも間引いたものを捨てるのはもったいないので、別のところに少しだけ植えたのでした。


 ためしにそれいってみましょうか。


 うにゃにゃんにゃん(お!落花生の収穫が始まるらしいよ)。


 いにゃんこ(では行ってみよう)。ハナちゃんもついてきなさい。


 落花生を引っこ抜きます。おお!いい感じですね。


 間引いた苗でもこれだけのものができているので、本来の落花生はもっとすごいんじゃないかなぁ。


 天気を見て、一気にいきましょうか。



2017年10月9日月曜日

熟成濃厚黒ニンニク

~江戸時代の小皿に乗せて~



 ニンニクは2週間炊飯器で保温した後、干網で五日間乾燥させました。


 炊飯器で保温中は、水分に気を付けました。

 全体的にまんべんなく熟成されるよう、ニンニクを何度かひっくり返したり水分を拭き取ったりと、それなりに手をかけてあげましたが、そのかいあってかいい感じで仕上がりましたよ。


 どれどれ皮をむいてみましょうか。やわらかいのでむきにくいです。

    中身は真っ黒でした。黒ニンニクなので当たり前ですね。


 黒ニンニクをのせる小皿はこれです。江戸時代に造られたと思われる豆皿です。


 
高級そうにみえるでしょう?



 さっそく食べてきます。


 うわっ!濃厚。口の中でねっとり融けていきます。


 国産の無農薬黒ニンニクです。



 1日2個限定なのだ。




2017年10月7日土曜日

ハカランダ

~最も優れたギター材~


 今日は朝から雨なので、この後仕事をして一段落したらギターでも弾いて遊びましょう。


 いろんなギター材がある中で、最も優れているのはハカランダ材です。音は申し分ないし、木目の美しさもすばらしいです。

 ハカランダのギターは、私にとっては、高校生時代からの憧れでした。


 ところがこのハカランダ材、もう何十年も前からワシントン条約で輸出が禁じられているので、当然のことながら減る一方です。ギター材としてはますます希少になってきています。


 十数年くらい前ですか、マーティン社が数少ないハカランダ材で、「D45ゴールデンエラ」というギターを販売しました。たしか300万円くらいだたったはずです。


 「もう二度と手に入らないハカランダ材のギターだぞ、お金を借りても買うべきだぞ!」と私の中のギターの虫が騒ぎましたが、私は冷静でした。買いませんでした。しばらく頭の中を飛んでいましたが・・・。


 このハカランダ材ですが、ギターのメーカーの在庫は当然底を突き、いい材料はなくなってしまいます。


 それでもハカランダギターが世の中に出てくるのはなぜなのか?ずっと疑問に思っていたのですが、実は家具メーカーにハカランダ材が置いてあるのだそうです。


 そういうことだったのか!

 名古屋市内の家具メーカーにもハカランダ材が置いてあるという情報を入手したのは1年ほど前でした。なるほど、ここから仕入れればいいわけだ。


 ギター用にカットされたハカランダ材は、26セットありました。


 いやはやこれはすごい木目ですね。ドレッドノートがぎりぎり取れそうです。


 これはサイドでしょうか。


 え~~と・・・この中から一番いいやつを・・・と。


 こんなことしちゃったりして。






2017年10月3日火曜日

黒ニンニクのその後

~保温終了~


 今月は本業に余裕があるので、どんどんいっちゃいましょう。


 といっても今日は朝から雨なので、黒ニンニクを作ります。


 先日拙ブログに登場した黒ニンニクは、今日で保温して14日目です。そろそろ炊飯器から取り出しましょうか。おっ!いい感じになりましたね。


 これを5日間干し網に入れて干せば、食べることができるそうです。待ち遠しいです。


 何となくうまくいきそうなので、いよいよ一升炊きの炊飯器を使います。ニンニクを丁寧に洗って中に入れたら、大小合わせて33個はいりました。


 せっかくなので、使い古しの炊飯器も使います。合計46個。


 うまくいけばいいけど。



2017年10月2日月曜日

公認会計士が作ったイチジク

~こんなイチジクを食べたかった!~


 これはもう「うまいッ!」としか言いようがないねですね。私が手塩にかけて作ったイチジクです。努力が報われたと思える瞬間です。


 第三区画のイチジク地帯を見回りしていると、そろそろ食べられそうなのがありました。


 おや!ここにも。


 熟していますね。さっそく収穫して食べてみましょう。


 よく見ると、イチジクの周りから蜜があふれています。いかにもおいしそうじゃないですか。


 これいっちゃいましょうか。


 二つに割ります。


 うわ~!うまそう。


 食べてみます。口に中でイチジクの甘さが広がっていきます。言葉で表すことのできない満足感です。


 こんなにおいしいイチジク、我が人生で一度も食べたことなかった。


 将来に向けて、手ごたえ十分です。