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2017年2月28日火曜日

決算手続き

~スピード感~

 今朝のエスペランサ村は、氷点下8℃だったそうですね。秋田に移住以来初めてではないでしょうか。

 堆肥研究家によると、ゴミ出しに行ったときにちょうど朝日が昇り、雪面がダイヤモンドのようにキラキラ輝いていたそうです。その時私は・・・寝てました。残念。


 ロゴマークの製作は、結局ココナラに頼むのはやめました。秋田の専門家と対面で話し合い、創り上げていくことにしましょう。


 確定申告真っただ中ですね。先日私もJAの無料相談に出向き、一日で申告書40枚をさばいてきました。結構頭が疲れます


 その合間を縫って、自分の顧問先の1月・2月決算会社の決算業務と申告書の作成を行わなければなりません。スピード感をもって手順よく対応していく必要があります。春になるとやることがたくさんあるので、今のうちに終わらせなければ。


 定期的にお伺いしている顧問先の場合、その都度毎月の取引記録をチェックしているのですが、決算作業は全く別です。


 最近における私の顧問先のいい例を紹介しましょう。決算の流れはこうです。


 決算日が過ぎると、まもなく顧問先の経理担当者からメールがあります。


 「先生(先生と言われるのは困るのですが・・・)、決算日までの取引の仕訳入力が終わったので、見てください」


 おお!そうですか、ずいぶん早いですね。私はうれしくなり、顧問先に出かけます。一通りチェックして修正事項を連絡します。すると間もなく、


 「先生、直したので見てください」と連絡があります。


 OKです。では一年分の補助元帳を出力してください。改めて全体をチェックしますで。チェック終了後、決算業務に入ります。決算業務は以下の通り。


 ・まずは出てきた利益を確認します。

 ・現金残残高は帳簿と合っていますね。

 ・普通預金残高は通帳と合っていますか。

 ・経費の未払・前払計上。

 ・社会保険料の未払計上。

 ・減価償却費を計上してください。

 ・期末在庫を計算して計上してください。

 ・表示科目の妥当性を検証。

 ・各勘定科目の内訳を把握してください。

 等等。そして利益の状況を見ながら、合法的な節税策を考えアドバイスします。

 ・こんな制度があるので、申請したほうがいいですよ。


 出来上がった決算仕訳を私もすぐに確認します。OKだったら、確定申告書の作成に取りかかりましょう。


 と、スピード感のある会社は決算月の翌月にはここまで終了します。そして、もう総会の話が出ます。来期の予算は?計画は?設備投資はどうする?


 これだけ対応の早い会社は、本業もうまくいくことでしょう。