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2016年11月23日水曜日

ポポー以来のひらめき

~「ジューンベリー」と「〇〇〇〇ト」~


 一昨日役場の産業課からメールがありましたが、どうやら西明寺栗の苗は、エスペランサ村にはやって来ないようです。



 そうですか・・・残念です。お手数おかけしました。

 栗の苗は、20本ほどお願いしていたのですが、



 「わりども、苗の数が限られでるがら、我慢してけれでゃ(もうしわけないですが、苗の数が限られていますので、今年は我慢してください)」

 ということなのか、あるいは



 「エスペランサ村だがなんだがしらねども、そんたらだ宗教団体みでぇだどごろさだば、おらほの苗だばやるわげにはいがねっす(エスペランサ村などという、なんだか怪しげな宗教団体みたいな名前のところには、われわれの大事な苗を与えるわけにはいきません)」


 ということなのかはわかりませんが(後者は冗談。おそらく前者)、いずれにしても譲っていただけないとのこと。



 1本くらいいいじゃないという気もしますが・・・なにしろ300年もの長い歴史のある栗ですので、いろいろあるのでしょう。



 その日の夜、花や果樹等の苗の雑誌を見ていた堆肥研究家は言います。来年「ジューンベリー」を植えたいと。


 他の果樹では見ることのできないような、美しい純白の花が咲くようです。いいですね。


 私もその雑誌をパラパラ見ていたら、ズキュ~ン!ときましたよ、衝撃が。

 「〇〇〇〇ト」というユニークなフルーツで、鑑賞しても美しいし、食べてもおいしいと書いてあります。



 最近海外で爆発的な人気を得ているそうで、とても個性的です。私は見たことがありませんし、おそらく大多数の人もそうだと思います。


 さっそくネットで調べてみると、1本1万円もする大苗が、「完売」となっていました。ムムムムムム・・・。なんだかブレイクしそう。



 秋田県内には、西明寺の栗のほかにも、「北限のイチジク」があるし「北限の桃」もあります。アケビは確か仁賀保が力を入れています。


 300年の歴史がある西明寺の栗に比べ、我がエスペランサ村の歴史はまだ1年半。同じことをやっていてはとても追いつきませんぜ。


 柔軟な発想で、県内に今までないものを・・・エスペランサ村の特産品に・・・。


 ベンチャー起業家の気持ちが何となくわかってきました。


 「〇〇〇〇ト」、これはもう来年やるしかないですね。さっそく苗の購入の準備をしなくては。