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2016年11月11日金曜日

淡雪に期待

~今年も吊しました500個~



 「せんべいプレス機にはどんなのがあるかな?」などとネットで調べて、ふと顔をあげると、目の前には干し柿がありました。第一回目につるした柿です。



 外から見ると、こんな感じ。




 エスペランサ村にはもともと柿の木が1本ありました。



 なかなか色っぽいカキの木で、毎年きれいに周りの草を刈ってあげて、堆肥をきちんと与えているので、今年もとてもいい実がなりました。


 そして二回目の皮むきです。



 これも干し柿にしましょう。全部で約500個。手の皮もむけてしまいそうです。


 もちろん生柿用も。こちらは収穫した日付をつけておきます。



 「柿のヘタ」に焼酎をつけると、とても甘いカキになります。なぜでしょうね。「柿のヘタ」・・・一瞬骨董茶碗を思い出しましたが、また病気が始まるので頭から消し去ったほうがいいですね。


 一昨年仮住まいの家に住んでいた時、軒下に干し柿をつるしていたのですが、その後冷蔵庫に保管しておいてしばらくするとびっくり。白くなっています。


 何も知らない私は、「わぁ~~!カビが生えてしまった」と慌てたのですが、これはカビではなくて、糖分が白く浮き上がってきたものだそうです。


 そう思うとなんだかとても趣のある干し柿に思え、「淡雪」と名付けました。



 エスペランサ村ブランド第一号でした。とてもおいしいです。


 そして昨年。エスペランサ村の敷地内の柿のほかに、Fさんの実家からも柿を採らせていただいて、大量に干し柿をつるしたのですが、気温が下がらずしかも秋の長雨にたたられて、残念ながら「淡雪」にはなりませんでした。


 さて今年はどうでしょう。天気を見ながら、翌日晴れて気温が低いと思われる日を狙って柿をむきました。今年は初雪も降り、昨年より寒いです。


 きっといい「淡雪」になるでしょう。