カテゴリリンク

2016年8月12日金曜日

じゅんさい採り体験

~脱輪の恐怖の先の「里山志戸田農園」~


 エスペランサ村にいらした友人をお連れするのに、堆肥研究家が選んだのは、「じゅんさい採り体験」でした。


 もちろん秋田には、例えば十和田湖とか田沢湖それに角館等観光名所がいろいろあるのですが、お盆の込み合う時期に日帰りは疲れてしまいますからね。昨日さっそく三種町まで出かけてきました。


 出かけた先は「里山志戸田農園」というところです。「志戸田」という名前はどこかで聞いたことがありましたが、それは後で。


 とても人のよさそうなおじさんから、じゅんさい採りの指導を受けます。



 秋田弁炸裂ですが、K先生に通じただろうか。


 そしていよいよ各自出港です。



 仙人が杖をついているようですが・・・



 それにしてもいい景色ですね。里山そのものです。



 こちらは、「ヨーダ」が杖をついているようだ・・・すみません。



 私は当初、お二人をお連れした後いったんエスペランサ村に戻ろうと思っていたのですが、車一台やっと通れる凸凹道を脱輪の恐怖と戦い、「対向車よ来るな!」と念じながら2往復も走るのはもうたまりません。結局参加することにしました。


 棒で舵を取り片手で船の位置を固定させなければならないので、じゅんさいを採るのも基本的には片手です。

池の中に手を入れ、葉っぱに隠れているぬるぬるした小さなじゅんさいをきれいに採るのはなかなか大変ですが、



 採り始めると面白いです・・・だんだん無口になっていきます・・・結局一番暑い盛りに2時間もとってしまいました。いやはや・・・干からびてしまいそうです。


 じゅんさいが採れる最盛期は5月の下旬かららしく、今の時期はもう終盤であまり採れないよと言われていたのですが、3人で800グラムほど収穫できました。


 話によると、今年は多い人で3時間で3キロほど収穫したそうですが、これだけあれば今日の夕食には十分です。


 帰りに五城目町の松竹という日本料理屋に寄って、予約していた「だまこもちセット」を受け取って帰宅。


 ※「だまこもち」というのは、「きりたんぽ」と並ぶ秋田の郷土料理です。きりたんぽのほうが、全国的に有名ブランドとなっていますが、「だまこもち」は形が丸いだけで食材は一緒です。
 

 だまこもち鍋に採れたてのじゅんさいをたっぷり入れて、比内地鶏の出汁でいただいたのですが、おいしかったですね。


 来年は5月~6月にじゅんさい採りに出かけることにしましょう。


 「楽しくてよかったにゃんこよ」



 と、お留守番のK先生大好きタロニャンも言っています。