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2016年7月29日金曜日

ムラサキシリーズ第三弾

~そんなに作ってどうするの?~


 エスペランサ村に咲き、その象徴としている「フジバカマ」は絶滅危惧種の貴重な花です。色は薄紫で、初めて見た瞬間、私は感動してしまいました。


 また、先日エスペランサ村で完全無農薬で栽培した赤紫蘇に、添加物を一切加えず、赤紫蘇と砂糖とレモン汁だけで手作りで作ったシソジュースには「ディープパープル」と名付けました。


 そして今回のジャガイモです。なぜかみなさん紫色をしているのですよ。


 収穫したジャガイモは、1週間ほど乾燥させた後で袋詰めし、なるべく気温が低くて日が当たらないところに保管しておくと、来年の3月いっぱいくらいまでは食べることができるそうです。


それにしてもこの量です。


 手前が「グランドペチカ」で奥が「タワラヨーデル」。とても珍しい品種で高級品です。

 他ではなかなか見かけないし、しかもおいしいです。中はサツマイモっぽい色をしています。

 特にグランドペチカはたくさんありますね。


 小粒なのも混じっていますが、小さいからと言ってバカにできません。これを素揚げにして食べると、中身が凝縮していて、とてもおいしいですよ。ビールのつまみにぴったり。


 そして「タワラムラサキ」に


「インカの瞳」も。


 インカの瞳は、空いたスペースに試しに植えてみました。


 これだけの量です。二人じゃ食べきれないでしょうに・・・。


 たとえは、ムラサキ三点セットで「ムラサキストーン」などとネーミングして、販売することも可能でしょうが・・・「う~~ん・・・眠い・・・」。


 せっかくうまく収穫できることが分かったのだから、今年は友人知人に分けてあげるのがいいでしょう・・・


 と、ハナちゃんも言っています。


2016年7月26日火曜日

ジャガイモの収穫体験

~「グランドペチカ」に「タワラヨーデル」たち~


 今年の春、埼玉県浦和市のご家族が、タケノコや原木シイタケそれにワラビやタラの芽等の山菜収穫体験のためにエスペランサ村にやってきたのは、拙ブログにも書いたとおりです。

 そして昨日、今度はジャガイモの収穫体験にエスペランサ村にやってきたのでした。


 日中は気温がどんどん上昇してしまうので、早めに畑に出かけます。

 さっそく「グランドペチカ」を引き抜きました。おお!立派なジャガイモ君ですね。



 収穫したジャガイモは、その場に集めていきます。タワラヨーデルに


 グランドペチカです。



 そばでは子供が「ハート形のジャガイモを見つけた」といって喜んでいます。



 私はというと・・・なんと「人面イモ」です。この人や



 この人です。



 なんだかどこかで見かけたような・・・。別名「デストロイヤー」と言われているだけのことはありますね。


 ジャガイモ掘りは、やっているうちにどんどん夢中になってしまいます。



 収穫体験ですので、一部だけ引っこ抜いてもらえばいいやと思っていたのですが、結局4つの畝すべてを引き抜いてくれました。いやはや助かりましたね。


 大人はいつまでもジャガイモをホジホジしていますが、子供はすぐ飽きてしまったようです。隣に植えてあるいろんな色のミニトマトをつまんで食べています。路地モノですのでおいしいのですよ。


 そのあとは白詰草を採り始めました。そしてそれを編んで王冠のようにしてかぶっています。ブログに写真は掲載しませんが、いい風景ですね。堆肥研究家もうれしそうです。



 最終的には結構な量の収穫がありましたぜ。


 タロニャンも喜んでいますし、もちろんハナちゃんも・・・



 喜んでいます。



     ※使いまわしの写真ですまぬ!



2016年7月24日日曜日

今年もディープパープル

~完全無農薬の赤紫蘇~


 「今年はいい赤紫蘇が育ちましたね、タロニャン」



 「そうですな・・・」


 

 「ハナちゃん」


 ということで、タロニャンとハナちゃんは、今日も畑で楽しく遊んでいます。毛皮をまとって暑いでしょうに。


 さて、昨年とてもおいしかった「シソジュース」です。もっと作ろうと思った段階で、すでにシソの収穫時期は終わっていて、残念ながらすぐになくなってしまいました。


 それならばと今年は、自分たちで育てた赤紫蘇でシソジュースを作るつもりで、当初は300本くらい植えるつもりだったのですが、あれも植えたいこれを増やしたいとやってるうちに、畑のスペースがなくなってしまいました。

 結局植えたのは30本ですが、とてもうまくいきましたね。土が合っていたのでしょう。



 今回収穫する赤紫蘇は、とりあえず「完全無農薬の梅」を漬けて梅干を作るのに使うことにして、シソジュースは、JA湖東の「野菜畑」から大量に仕入れてきた赤紫蘇を使って作りました・・・作ったのは堆肥研究家です。


 シソジュースはとてもおいしいし、健康にいいので、毎日飲むことにしましょう。


 来年は畑のスペースを広げるので、今度こそシソを300本植えることにします。そして、エスペランサ村の完全無農薬の赤紫蘇で作ったジュースを、本格的に

 「ディープパープル」

 と命名することにするのです。

 そういえば「紫の炎」という名曲もありましたね。「BURN]です。でもこれだとカクテルになってしまうので・・・。


 頼むから、誰もパクらないでほしいのだ。



 ※今回、ネコちゃんたちの写真写りがあまり良くないので、「商標登録」のところに、追加で写真をアップしました。ご覧くだにゃい。


2016年7月20日水曜日

放任主義

~あれま!できちゃった!~


 今日の午後、たまたま「んだ豆」シールを制作した会社の方が、エスペランサ村を訪れてきました。シールを納品したのだそうです。


 その方は、「んだ豆」の名付け親が私だと知ってびっくり。まぁそうでしょうね。



  さて、エスペランサ村で初めて試みた「スイカ」です。いただいた苗は、順調に育っていたようです。


 普通自然界の植物は、自分に合った環境で力強く自生していくものですが、野菜の場合はそういうわけにはいかず、丁寧に手を加えて育てていかなければならないのだと、モノの本で読んだことがありました。

 確かにその通りですね。でもスイカはどうなのでしょうか。


 スイカはどうやら育てるのが難しいようなのですが、一方で何も手を加えなくても育っていくのだという意見もあります。


 今回植えたスイカの苗は、まったく手を加えていません・・・自慢じゃないですが・・・忙しくてなかなかかまってあげられなくて・・・。

 苗は、敷地内をどんどん匍匐前進しています。すごい勢いです。でもこれって、切らなくてもいいのだろうか?



 つい最近、

 「あれま?いつの間にかスイカができとるがや」

 と驚いたばかりですが、2~3日するうちに、数が増えてきました。


 こんなところにも



 こっちにもゴロンゴロン



 なんだか不思議な気分です。

 うわっ!こっちには子供スイカだがね。



 本当は摘果して、いいのだけ残すのが本来のあるべき姿なのでしょうが、採って捨ててしまうなんて、なんかもったいなくて私にはできませんよ。


2016年7月16日土曜日

商標登録

~ブランド戦略の重要性~

 昨日の午後は、友人が自宅を訪れるというので、久しぶりにゆっくり過ごしていたのですが、稲作の傍ら枝豆を作っている農家の方と電話をしていてびっくり。

 「私のブログにある『んだまめ』を商標登録させてほしい」

 といいいます。

 えっ?!


 越麻呂日記の2015年2月5日の投稿に、~「こまち」からの脱却~というサブタイトルをつけて、「ネーミング」というテーマで「ブランド化」について記載してます。

 枝豆に関する記載を一部抜粋すると・・・


 【 エスペランサ村で採れた枝豆は、今後のためにやはりブランド化しなければなりません。山形の枝豆が「だだちゃまめ」でブランド化に成功したならば、エスペランサ村の枝豆は、食べたときに納得する豆ということで「んだすかまめ」あるいは「んだまめ」というのはどうでしょうか・・・おかしいですね・・・すみません。】


 ところがこの「んだまめ」、ブログの読者からの反応が良く、名古屋の友人からは面白いという連絡を受けるし、秋田の方々もいいネーミングだといいます。

 中には商標登録をしたらどうですか」という方もいて、私もネットで登録の仕方を調べたのですが、よくわからず、結局はそのままとなっていたのでした。


 その後夕方、枝豆農家の方に直接お会いして話を伺ったのですが、すでに「んだまめ」のロゴマークも作成していて、袋に貼りつけるためのシールも発注してあるということでした。

 なんとまぁ・・・久々ぶっ飛びましたね。私の常識の範囲外のことで、とてもありえない話です。「すったげたまげだ」です。


 最近の魁新聞を見ていると、いろんなところで面白いネーミングを編み出している方々がいるようです。


 例えば、五能線の新型車両「橅」の、飲食カウンターがあるスペースは「おらほ」だし、新設された道の駅「十文字」の指定管理者は「おも・しぇ」だそうです。

 いずれも秋田弁を使った、私としては気になるネーミングでしたが、発案された方には敬意を表しましょう。参考にはしますが、直接使うことはしません。






 さて、「んだまめ」ですが、越麻呂日記の読者は幅広く、名古屋や秋田市だけでなく、例えばエスペランサ村のある町でいえば、役場の方やご近所の方々、さらには同じ町の枝豆農家など、いろんな方々が読んでいます。


 エスペランサ村では今のところ枝豆を販売するつもりはないのでいいのですが、例えば島根県や鹿児島県で使うならともかく、この辺りで「んだまめブランド」使ってしまっては、名前の出どころはすぐにわかってしまうし、その噂が広がってしまえばブランド戦略上はマイナスになりはしないでしょうか。心配です。



 自分たちで作る農作物には、自分たちで考えた名前を付けてブランド化したほうが愛着がわくような気がしますし、後々後ろめたさもなく、気持ち的にもすっきりすると思うのですがね。



 おっとっと・・・




 それにしても、「んだまめ」をよほど気に入っていただけたのでしょうか。「んだまめ」の生みの親としては、まぁそれはそれでうれしいですけど・・・。ぺろぺろ。



 「エスペランサ村のHP」「越麻呂日記」には、商標登録はしていないものの、ネーミングとして「んだまめ」以外にも、梅関係には「梅なまはげ」、そして干し柿には「あわゆき」を登場させています。

 
 そしてほかにも、ブログにはまだ登場させていませんが、果樹関係の加工品としていくつか「ネーミング」を考えている商品があります。

 これは将来に備えて、密かに私の胸の中にしまっているのですが、今のうちに商品のロゴマークを作って、商標登録をしてしまったほうがいいのかもしれませんね。



 エスペランサ村で今年無農薬の青梅数百個を、堆肥研究家が手作業ですりおろして制作した「梅肉エキス」です(右二つが今年の制作分)。



 「すっけ~!」と命名したら、いかにも体にいいような気がしませんか。



2016年7月12日火曜日

大実さるなし

~棚づくり~


 エスペランサ村の果樹園では、寒さに強くしかもほぼ無農薬で育てることが可能な果樹を植えていくことにしています。


 第二区画にはすでに大きく生長した梅が20本ありましたので、同じバラ科の「露茜(梅の品種名)」「あんず」「プルーン」「すもも」を植えました。すでに私の背丈以上に生長しています。

 そして私たちがこだわっているのは、「ポポ-」「アケビ」「イチジク」「ベリー類」であり、当面はこの4本柱を中心にしていこうと思っているのです。

 
 それとは別に、ほかにもいろいろ試してみましょう。まずは「さるなし」君です。

 私は、「さるなし」という果物があるのを知りませんでした。どうやらキウイに似た果物のようです。調べてみると、ビタミンたっぷりで、滋養強壮にいいと書いてあります。


 「さるなしはなんとだすか?(さるなしはどうでしょうか)」

 とJAの職員にきいたところ、シロートでも大丈夫だと答えが返ってきたので、ためしに10本注文しました。


 ただ、このさるなし、アケビやキウイと一緒でつる性の果物らしく、ツルが巻き付くように棚を作らなければならないのですよ。

 面倒なので植えた後そのままにしていたのですが、この土地にあっているのかどんどん生長し始めました。このままだと周りの雑草に絡まってしまうので、そろそろ棚をこしらえなければなりません。助っ人のFさんにお願いしましょう。


 コメリに行って3.6メートルの鉄パイプを10本買ってきました。これを電動カッターで真ん中から切断します。火花が飛び散ります。私にはできません。

 切断した鉄パイプを、アケビの隣にある、さるなしが植えてあるところまで運んで埋め込み、番線で固定します。



 1年ぶりラチェットレンチの登場です。私もやってみましたが・・・うまくできませんでした。こういうのは才能というかセンスが必要なのだろうか?

 無事完成しました。あとは誘引すればとりあえず作業は終了です。



 隣では、アケビのツルがどんどん成長しています。



 こちらはどうやら大成功のようです。


 そして、まだ早いかなとは思ったのですが、今日は試しにジャガイモのタワラヨーデルを一株引き抜いてみました。


  いい感じですね!


2016年7月10日日曜日

井桁

~こう組んでみた~


 「ハナちゃんのワンダーランド」に新しい遊び場があったらいいにゃ~。


 造ってほしいにゃんこ!


 タロニャンも応援するでにゃんこよ!


 そうですか、では考えてみましょう。

 うれしいにゃん。


 原木シイタケのほだ木ですが、昨年は種菌を打った後、すぐに運んで、竹でこしらえた支えに立てかけておきました。でもこれは保守本流のやり方とは異なるのですね。


 で、今年は教科書通りに種菌を打ち付けた後、いわゆる「仮伏せ」と言って、1~2か月ほど寝かせておきながら、毎日水やりを行った後ブルーシートで覆うという作業を行っていたのでした。根気のいる作業です。


 そしていよいよ、ほだ木を原木シイタケ区画に移動させなければなりません。


 今回は竹をうまく立てかけることができなかったため、「井桁方式」を採用することにしました。


 これでハナちゃんのワンダーランドにも、新たな施設を造ることができました。

 くれぐれもほだ木で、爪をとがないようにしてほしいものです。


 タロニャンも、


 「僕の遊び場も作ってほしいにゃんこ」


 と言っています。