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2016年5月30日月曜日

レタスとスナックエンドウ

~大きいことはいいことか?~


 高度経済成長期のころにこんなCMソングがはやりましたね。

 「♪大きいことはいいことだ~♪」

 森永エールチョコレートでしたっけ?懐かしいですね。

 今朝、堆肥研究家が収穫してきた野菜です。



 私は農業部門は果樹にかまけていたので、畑のほうはほとんどノータッチだったのですが、知らない間に畑部門は順調に進んでいるようですね。早くも収穫の時期を迎えました。

 それにしても立派な「サニーレタス」さんです。



 もらった人たちは言います。

 「冷蔵庫に入らない・・・」と。

 4月2日に植えたのですが、5月の初めから食べ始めています。

 葉玉ねぎは、植えたのが昨年の10月28日でしたので、収穫までは7か月かかりました。長かったようですが、半年くらい過ぎてしまえばあっという間ですよ。

 このレタスさん、実は苗を植えるのが早すぎたのです。

 エスペランサ村を訪れてくる人たちは言いました。

 「なんぼなんでも、植えるの、はえぐねっすか(いくらなんでも、植えるのは早くありませんか)」

 えっ?そうなんだ・・・と思いながらも植えてしまったものはしょうがありません。みぞれが降った時には、寒い中丁寧に落ち葉をかぶせ、大事に育てたのですよ。愛情を込めたかいがあったというものです。

 さて人事考課ですが、難しいですね。

 エスペランサ村の野菜の人事考課は、相対評価ではなくて、全面的に絶対評価なので、「S」と言いたいところですが、周りの野菜たちからは

 「大きければいいのか!」

 「評価が甘すぎねすか(甘すぎるのではないですか)」

 「お気に入り人事だ!」

 という厳しい声が聞こえてきます。

 特にお気に入り人事は、組織の活性化の阻害要因になります。心を鬼にして、「A」ということにしておきましょう。

 続いて「スナックエンドウ」君です。



 いつの間に植えたのだろうか?と思ったら、もう収穫できるようになりました。植えたのは5月8日だそうです。

 1年目にしてはよく頑張りましたね。新人だし、新人の割には頑張っているので「A」と言いたいところですが、こちらは

 「早ければいいのか!」という声が聞こえてきます。

 新人なので、初めから極端な評価はやめておきましょう。「B」です。

 スナックエンドウ君にとっては、納得できない評価かもしれませんが、まだまだ横一線。これから頑張ればいいのです。

2016年5月27日金曜日

葉玉ねぎ

~今年も始まった「評価」~


 早朝から仕事をしていたら、堆肥研究家が畑に出かけ、「タマネギが採れた」といって持ってきたのがこれ。驚きましたね。


 エスペランサ村を訪問した方が、「この玉ねぎ、すったげでっけすね(この玉ねぎ、とても大きいですね)」と驚いていた、あの玉ねぎです。昨年の秋に植えました。葉っぱもこんなにあります。


 土からハミハミしていたので、


 土寄せしたらいいのかどうかもわからず迷っていたんですが、ここ2~3日の雨で、一気に成長したようですね。Fさんは、もう1週間もすると、さらに立派になるといいます。


 私は、玉ねぎといっても、一般的にスーパーで売っている、あの茶色い通常のタマネギを想像していたのですが、あれは長期間保存するために、一定期間乾燥させておくのだそうですね。しかもオニオンスライスにはなりません。


 今回収穫できたタマネギは、「葉玉ねぎ」といいます。


 葉タマネギは、タマネギ部分はとても栄養価が高く、もちろんオニオンスライスにもなります。そして葉っぱのところはネギとして食べることができ、しかもネギほどにおいがきつくなく、甘くてやわらかいといいます。いいとこだらけではないですが。



 十分販売に耐えられる出来だと思うのですが、もともと販売するつもりはないのでご、近所の方や知り合いに分けましょう。


 こんな収穫物があると、私は嬉しくなってしまいます。ここ1カ月の苦労も吹き飛ぶというものです。

 さて、今年も始まりました人事考課・・・じゃなかった、野菜の出来栄え評価です。

 評価第一号のこの玉ねぎ、



 もちろん評価は「期待以上の水準」、「すったげすごい!(大変すばらしい)」の「S」評価です。


2016年5月25日水曜日

村の集会所の庭

~新緑の庭~




 昨年福岡造園さんに創っていただいた庭が、今年の夏、雑誌に掲載されるのだそうです。


 おお!そうですか。タロニャンも驚いています。




 発売されたら、もっと具体的にお知らせしましょう。


 私は写真撮影は専門ではないし、カメラをのぞいても目が悪くてよく見えないので、いつも実際よくわからないまま撮影しているのですが、いざいい写真を撮ろうと思うとなかなか難しいですね。


 でも、その中から何枚か。





















完成までは、まだ2~3年かかりそうです。

2016年5月24日火曜日

野草食レストランは「あり」か?

~「とげなしタラの芽」に「山ウド」~


 最近「三足のわらじ」を履いていて疲れているせいか、昨日の夜は寝るのが早かったのですが、おかげで今朝は4時に目が覚めました。明るくなりましたからね。


 そのまま刈払い機を担いで草刈りに出かけたかったのですが、さすがにこの時間、轟音を響かせて刈払い機で遊んでいると、


 「うるへ~(うるさい)」と文句を言われるでしょうね。


 仕方がないので7時まで本業の仕事です。


 草刈りに行って気が付いたのですが、ポポーに花が咲いていました。




 いやはやきれいですね。


 今年植樹した苗については、根が張るまで、この後天気を見ながら水やりをしなければならないので、周りの草を刈っておかなければなりません。まだ朝早いので、まずは近くの民家から一番離れたところから。


 「とげなしタラの芽」




 「山ウド」を植えたところです。




 果樹もいいけど、堆肥が置いてある場所から遠いところには、あまり手のかからないものを植えておきたいということで、今回これらをそれぞれ10本ずつ植えたのでした。しかも、ここら辺はもともと天然ものが収穫できる場所でもあります。


 エスペランサ村の敷地内では、ワラビや天然タラの芽・ウド・フキ等の山菜がたくさん採れるし(ほかにもあるのですが、私は名前がまだ覚えられない)、今年はタケノコもずいぶん収穫できました。原木シイタケも250本置いてあります。


 以前から「野草食レストラン」構想をあたためているのですが、これらの山菜等に加え、近くには牧場が二つもあるので、チーズやヨーグルト等の乳製品もできるでしょう


 紫蘇ジュース(ディープパープル)に梅ジュース、ブラックベリーアイスにポポーアイス、果樹を利用したジュースやプリンなどのデザート、お菓子など・・・。


 果樹が無事収穫できるであろう3~4年後に向けて、構想は膨らみます。


 問題はレストランの建設資金です。こればっかりは何ともなりませんね。


 補助金でも出ないかな・・・。



2016年5月21日土曜日

フジの花の咲くころに

~うまくいった「ニンニク」と「タマネギ」~




 本業に農業・ゴルフと三足のわらじを履く私にとって、毎日晴天が続くと大変です。体が持ちません。今日もゴルフの後に、ブルーベリーサツマイモの苗を植え、その後水やりです。


 「エスペランサ村の繁栄を見届ける前に、倒れてしまうのでは」と心配されるありさまですが、どっこい私は元気です。


 農業をやるものにとって、「フジの花が咲くころに、ナス・トマト・キュウリの苗を植える」という格言があるのだそうです。


 そういえば、今日の椿台CCのさつきコース、4番ショートホールのグリーンから見たフジの花はきれいでしたね。みんな見とれていました。


 エスペランサ村の敷地内にもフジの花が咲いています。こちらもきれいです。もうナスもトマトもキュウリも植えてしまいましたが。




 畑では今ニンニクとタマネギがとてもいい感じです。


 先日見学に来たOさんが驚いていました。


 「タマネギ、すったげでっけすね(玉ねぎはとても大きいですね)」


 「んだすか(そうですか)」


 何しろ初めて植えているので、我々には大きいのか小さいのかよくわかりません。でも、そういわれるとうれしいですね。


 「写真撮ってもいすか(写真撮ってもいいですか)」


 「いすよ(いいですよ)」


 ニンニクに






  タマネギです。




 今年は畑の面積を、昨年の2倍に広げたのですが、これでもう満杯です。残念ながら赤紫蘇を植えるスペースはありませんでした。


 畑は来年さらに面積を広げましょう。



2016年5月18日水曜日

今朝の収穫物

~ワラビを採りにいきましょう~




 日が長くなったせいか、最近朝が早いです。今日は5時半に起きて、ワラビを採りに出かけました。

 エスペランサ村の敷地内には、ワラビが生息している場所があります。

 GWに収穫体験にきた友人一家が、その場所でワラビをたくさん採って大喜びでしたが、ワラビというのは不思議ですね、また生えてくるのですよ。まるで鼻毛みたいです。あ・・・たとえが悪かったですね。失礼しました。

 敷地内で採れるワラビはなかなか立派です。こんなに太いです。



 これを重曹で灰汁抜きし、「味道楽の里」に漬けて食べるとおいしいのですよ。名古屋に住んでいた時には経験できませんでした。

 ワラビを収穫して喜んでいると、朝早く秋田県庁から電話がありました。

 「農業法人の顧問税理士を引き受けてくれないか」と。

 いいでしょう。やりましょう。さっそく打ち合わせに出かけました。

 最近また新規の依頼が増え始めました。基本的には頼りにされているのであれば引き受けることにしています。


 それに最近、頭を使う仕事があり、なかなか面白いです。

 我が家の福猫タロニャンとハナポンは、我が家のためにまた営業活動を始めたのだろうか・・・。



2016年5月17日火曜日

枕木の庭「馬蝗絆」

~山桜に山つつじ・三つ葉つつじを植えましょう~


 

 植樹と同時に進行していたのが、枕木の庭「馬蝗絆」です。私が勝手に命名しました。


 ここの場所は土があまりよくないので、ユンボで少し掘っていい土を持ってきます。今回の庭は、福岡造園さんと大類造苑さんの共同作業でした。


 ユンボはユニックで釣り上げ、そのまま荷台に乗せてしまえば、ユンボの運搬料金はかかりません。


 でも操作がなかなか大変ですね。

 黒い、いい土が運ばれてきました。




 ここに今回JA湖東から購入した苗を植えます。「山桜6本」「山つつじ10本」「三つ葉つつじ5本」です。






 いずれきれいな花が咲くことでしょう。



 「馬蝗絆」で思い出したのが、私が骨董をやり始めた初期のころに購入した「李朝刷毛目茶碗」、銘「かせ」です・・・。




 長い間土中に埋もれいたからか、カセてしまっています。あっ!この言葉あまり使いませんね。


 カセてしまっているから「かせ」では、あまりにも直接的ではないですかと思われるかもしれませんが、いま思いついたので勘弁してほしいのです。


 覚王山に住んでいるとき、いつも出勤前にこの茶碗で抹茶を飲んでいました。


 毎日使っていれば、そのうち抹茶の油が浸み込んで、茶碗に潤いが出てきていい味が付くと思っていたのですが、残念ながらそうはいきませんでした。


 中はこんな感じで、かなりカセています。




  でも一部、力強く白泥が刷毛でぐわっと塗られているのがわかります。




 全体がこんな感じだとよかったのですが・・・惜しいです・・・でもカセていたからこそ購入できたのかも・・・。


 高台はこんな感じ。




 おっと、庭の話から茶碗の話にすり替わったのでした。







2016年5月14日土曜日

新緑の季節

~棒苗・・・イチジク・栗・柿の木~




 昨日で秋田市内にある社会福祉法人5施設の会計指導が終わりました。少しはお役にたてたでしょうか。


 私が本業にいそしんでいる間にも、畑のほうは順調に進んでいるようです。助っ人Fさんのおかげです。


 さて植樹5日目は、いよいよ大物に挑戦です。イチジク・栗・の棒苗を植えなければなりません。


 棒苗を植える穴は、大きくて深いので大変です。堆肥だけでバケツに10~12杯必要です。しかも遠いのですよ。


 特に栗の木は、隣のプロ農家との境界に植えるので、端っこです。トボトボトボトボ・・・・堆肥を持って往復します。トボトボトボトボ・・・今度は腐葉土です。トボトボトボトボ・・・水を運びます。やれやれ。


 続いてイチジクです。今回は珍しい品種「エルサレムイチジク」「ド・カロンイチジク」を用意しました。


 根のところを巻いてあるビニールを取ってみると・・・「あれ?この穴は・・・もしかして・・・カミキリムシ・・・」


 ほかにJA湖東に行く用事があったので、この写真を撮って持って聞いてみましょう。




 「この穴、カミキリムシでねすか(この穴は、カミキリムシの穴ではありませんか)」


 「担当でねがら、ちょっとわがらねすけど(私は担当ではありませんので、わからないのですが)。」


 「JAさいで、わがらねってが(JAで働いていながら、わからないといはどういうことですか」


 と突っ込みたかったのですが、農協さんとは仲良くしておきましょう。しかも、いずれ本格的にカミキリムシとは勝負しなければならないので。


 とりあえず大物はこれで終了です。ずっと気になっていたので一安心です。


 庭では昨年移植したブナの木が、やっと元気になってきました。





 新緑の季節です。



2016年5月13日金曜日

ユスラウメ

~植樹の時に届いたアスパラガス~




 今回JA湖東から購入した苗は、当初全部で150本でした。


 その中で最後にさりげなく注文されたのが「ユスラウメ」だったのです。2本堆肥研究家が注文したようです。


 私はユスラウメのことを知りませんでした。「ウメ」というからには梅なのだろうと思っていた程度です。


 第二区画の梅並木のあるところは、ウメ・プルーン・アンズ・露茜など花のきれいなバラ系の果樹を植えているのですが、ちょうど2本くらいのスペースがあったので、何の疑問も持たず穴を掘ってユスラウメを植えたのでした。


 後日ネットでユスラウメのことを調べたのですが、ユスラウメは「山桜桃」と書くようですね。そして写真を見てびっくり。なんときれいな花が咲くのでしょう。しかも赤い小さな実が生るようです。


 「かわいいやつよのう」


 これは果樹地帯ではなくて、庭に植えるべきですね。すぐにJA湖東に向かって10本追加注文し、昨日庭に10本のユスラウメを植えました。山つつじといいコントラストになることでしょう。




 ユスラウメを植えていると、宅配便が届きました。おお!アスパラガスです。道の駅鳥海にある「ホットイン鳥海」から送られてきました。


 開けてみてびっくり。こんなに大きいの?




 しかも安い。極太でも一束250円(税込)、普通サイズでもとても大きくて一束200円です。(写真は両サイズを一束ずつ入れたもの)




 15束購入しました(配るためにもっと買っておけばよかった)。


 さっそく塩ゆでしてタルタルソースでいただきましたが、別次元のおいしさでしたね。


 エスペランサ村のアスパラはどうでしょうか。これではちょっと勝負にならないかも・・・。

2016年5月11日水曜日

レッドジュエルにサマーフェスティバル

~植樹4日目~





 いやはやひどい天気ですね。とても農作業どころではありません。本業の仕事をしましょう。ということで、今日は秋田市内にある社会福祉法人の会計指導でした。


 私の監査法人での経験が、少しでも地元秋田のために役に立つのであれば、それはいいことだと思います。

 途中でケータイに電話があり、会計事務所に勤める友人の紹介で頼んでいた、秋田県内で最もおいしいアスパラを作るという生産業者から、アスパラの入荷があったそうで、今日代引きで発送するそうです。


 明日には到着です。今年エスペランサ村で収穫される予定のアスパラと、食べ比べてみましょう。


 エスペランサ村のある町の隣町である五城目町は、キイチゴの産地として有名です。道の駅にもよく売っていますし、ジャムやお菓子の加工品もあります。


 先日地元のさきがけ新聞に、私がよくいくガソリンスタンドである佐々木商事の方が、地元特産のブラックベリーを使ってアイスクリームを試作して販売しているという記事が掲載されていましたね。


 へ~、この町ではブラックベリーが特産品だとは知りませんでした。でも、ご近所の皆さんだれもが初めて聞く話だといいます。???


 先日ガソリンスタンドで直接聞いてきましたが、よかったら生産者の方をご紹介してくれるということでしたので、一段落したら見学に行きましょう。


 我がエスペランサ村でも、ブラックベリーをたくさん植えています。販売目的であれば、品質にむらがないように、同じ種類のものを大量に植えるのでしょうが、今のところあまり販売する気がないので、いろんな種類のもの植えています。


 一昨年の11月に、ゲンちゃん農園のGさんからブラックベリーとイエローラズベリーの苗を20本ほどいただき、順調に育っていることは拙ブログにも書いた通りです。そして今年の春に、さらに30本ほどいただきました。


 そして今回、JAのカタログに珍しいラズベリー(ブランド品)があったので20本購入。「レッドジュエル」10本に「サマーフェスティバル」10本です。それにブルーベリーも4本。ベリー関係ですでに70本以上になります。





 レッドジュエルの苗は1本がすでに枯れていたので返品したのですが、代わりに来た苗はえらく立派な苗でした。はじめからこんないいのをくれればいいのに。




 ブラックベリーは蔓性で匍匐性があり、エスペランサ村を囲むように植えているのです。もう50mくらいになったでしょうか。エスペランサ村全体を囲んでしまったら、膨大な量のブラックベリーが収穫できるでしょうね。


 販売目的ではないといいながらも、先のことを考えるとそろそろアイディアをひねり出さなくては。


 ジャムだけではつまらないです。

2016年5月10日火曜日

公認会計士協会からの電話

~社会福祉法人の監査対応~


 今日はあちこちに出歩いていて、しかも車での移動でしたので、ケータイにタイムリーに出ることができませんでした。


 そうすると、公認会計士協会事務局から、2本留守録が入っていました。「社会福祉法人の監査」について、いろいろお聞きしたい」と。


 18時ころに会計士協会へ電話します。


 「なんだすか?(どんなご用件でしょうか?」


 「平成29年度から、社会福祉法人に対して監査が導入されることになったのですが、この件について、秋田県在住の公認会計士として、どのように考えておるのか」


 ということのようです。


 上場会社は、特に東京をはじめ大都会に集中してるので、大手監査法人を中心に監査を本業としている公認会計士が監査を行のでしょうが、社会福祉法人は各県に多数存在します。


 はたして監査業務に慣れない地方の公認会計士が、社会福祉法人の監査に対応できるのかどうかといったことなのでしょう。


 社会福祉法人に対して監査が強制される基準は、売上高が10億円以上の法人が対象という話が一時ありましたが、まだ具体的には決まっていません。


 仮に10億円で線を引いた場合、監査対象となる法人は、秋田県の場合、公認会計士の数より多くなります。それはそうですね、20~30法人くらいありそうですので。


  しかも「リスクアプローチ」に基づく監査など、全く経験されたことがない先生方が多いのではないでしょうか。


 秋田の場合、公認会計士といっても、ほとんど税理士として税務業務を提供しているのが実態だと思います。しかも


  「税務業務を提供している社会福祉法人に対しては、監査業務を提供してはいけない」


 という大前提があります。いわゆる「同時提供禁止業務」です。これが厄介ですね。


 そういった場合、地元の公認会計士は、リスクアプローチに基づく監査業務よりも、税務業務を選択するで可能性が高いです。


 一方、秋田に進出している大手監査法人は、現在新日本監査法人だけですが、監査といっても上場企業の監査とは異なりますので、大手監査法人としての報酬単価に見合うだけの報酬を、社会福祉法人が支払うとは、これも考えにくいです。


 秋田の場合、いったいどういった形で社会福祉法人の監査が制度として成り立っていくのか、なかなか難しいところです。


 



2016年5月6日金曜日

収穫体験

~エスペランサ村へようこそ~





 「限界を超えてからが勝負」というのは、もうやめようと思っているのですが、気が付くと限界周辺をうろうろしている自分がいるわけです。

 「もうそんなに頑張らなくてもいいのに」と、人々及びネコちゃんたちは言います。



 連休前に珍しく風邪をひいてしまい、まる一日寝込んでいたのですが、その前日は「どうも熱っぽいな」と思いながらも、朝から植樹作業で昼食もとらず、気が付いたら14時でした。

 翌日はというと「もういいか」と思いながらも、頭がふらふらするなかバケツで堆肥を運んだり、植樹作業をする自分がいるわけです。

 「無理しなくても、明日やればいいのに」と人々及びネコちゃんたちは言います。




 でも、「申し訳ねぇども、監査報告書1日待ってけねすか(申し訳ありませんが、監査報告書1日待ってもらえませんか)」

 などとは言えないではないですか・・・あ、監査報告書は関係ありませんね・・・。

 要するに、今までそういう世界でやってきたので、このスタイルは変えられないのですよ。

 では、なんのために?・・・そういえば、北山修と加藤和彦の歌に、こんなタイトルの歌がありましたね。

 「何のために~♪~何を求めて~♪~」


 ネコちゃんたちは、「もう、わしらは知りませんけんね」と言っています・・・たぶん・・・この顔はそうです。



 まぁ、いいでしょう。


 先日埼玉県の浦和市からエスペランサ村に、小さな子供連れのお客様がご両親と一緒に収穫体験にいらっしゃいました。

 「ウニャ!お客さん?」



 「アニャッ!5人だって。接待しなきゃ~。にゃんにゃんにゃ~~ん」



 堆肥研究家がやけに張り切っています。

 「みなさ~~ん、集まりましたか~~」

 「それでは今からワラビタラの芽を収穫しま~す。」

 エスペランサ村では、今の時期山菜がたくさん採れるのです。昨年、エスペランサ村の敷地内を念入りに探索した堆肥研究家は、どこでなにが採れるのかをよく知っているのでした。

 「次は原木シイタケですよ~~」

 こちらはまだ本格的な収穫の時期ではありませんが、15~6個くらい採れたでしょうか。

 続いてタケノコ堀りです。

 タケノコ堀りにはまだ数日早かったようですが、それでも数本顔を出していました。4~5本は収穫できたようです。


 「えっ!そんなにたくさん?」




 タケノコ堀りを最大の楽しみにしていたお孫さんは、ちゃんと自分の手で鍬をふるって掘り上げました(背後からおじいさんの強力なサポートはありましたが)。

 ついでに畑で早くも採れ頃になってきたリーフレタス・サニーレタスとアサツキを収穫し、大満足。

 ジャガイモの収穫時期になったら、ぜひまた収穫に来てほしいものです。