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2016年4月28日木曜日

機能し始めたAKTnet

~会計事務所の役割~


 今日も、新規の仕事の打ち合わせで秋田まで出かけてきました。幸い雨なので、農作業はなしです。

 そういえば去年の今頃は、10日ほどに及ぶ缶詰生活から、やっと解放された頃ですね。山菜取りも庭造りのお手伝いもゴルフもできませんでした。

 北都銀行から、2年分の申告書を作成してもらえないかと電話があったのは、4月の中ごろでした。2月決算会社でしたので、期限までは約2週間。連休前までに申告書を提出しなければ青色申告取り消しです。

 ところが、帳簿どころか伝票も一切ないといいます。

 「はぁ?」

 引き受けるかどうか迷いましたが、ちょうどAKTnet(A秋田におけるK私と同じ姓を名乗る税理士3人のTaxネットワーク・・・ちょっと長ったらしいですが、TKCだって栃木計算センターだからいいのです)を立ち上げたばかりでしたし、今までの経験でまぁ何とかなるだろうと考え、受けることにしました。

 お客さんにお会いして資料を整え、四日ほどかけて伝票を800枚ほど起票し、二日で入力してチェックし、決算書一式を作成して結果的に期限内に2年分の申告書を、余裕をもって提出できました(ぎりぎりは嫌なので)。喜んでいただいて、私もうれしかったです。

 30年以上の実務経験がある、税理士・会計士が3人いれば強いですね。AKTnetが有効に機能した瞬間でした。

 では、なぜそんな時期に2年分だったのか・・・。

 最初は税理士の先生が直接担当していたようですが、その後スタッフが来るようになり、そのスタッフも3か月に1回・・・。

 これでは、税理士事務所としてはいけませんね。


 例えば、私が秋田に来てから、「この人たちさすがプロだな」と思った西方設計さんや福岡造園さんは、依頼人に対して必ずご本人が対応しています。私の税理士の弟もそうですし、税理士の父親も。

 村の集会所を建てていただいた大友建設さんも、社長自らが頻繁に現場を訪れ、直接私たちと対応してくださいました。

 「契約が済んだら、後はスッタフにお任せ」では、顧客は満足しないというか、不満に思うでしょうね。


 事務所にいるパートナーの皆さん、今すぐ現場に行きましょう。クライアントが待っています。


 私は無理に拡大しなくてもいいので、当面私が直接訪問できる、AKTnetの範囲内で、いいサービスを提供していくことにします。


 


2016年4月27日水曜日

植樹二日目

~ポポーの苗をどこに・・・~


 昨日ブログを書いた後一日中寝ていたら、今日はだいぶ楽になりました。体調が悪いときは、寝るのが一番です。

 植樹とは関係ないですが、昨日の夜新聞のまとめ読みをしていたら、やはりというか25日の日経新聞の一面トップにこんな記事が。

 「年金債務企業を圧迫 マイナス金利が副作用」という見出しです。

 日銀がマイナス金利政策を導入すると決めたときに、真っ先に頭に浮かんだのが、企業の退職給付債務に影響するということでした。拙ブログにも書いた通りです。

 場合によっては影響額が数百億に達する企業もあるのではないかと書いたのですが、どうやら当たったようですね。

 詳しい説明はここでは省略しますが、日経新聞には、住友不動産で数百億増加、LIXILが約100億、大和ハウス工業849億、住友林業は115億・・・などと記載されています。もっと大きな金額になる企業もあるのではないでしょうか。

 日銀は、当然このような影響も考慮してマイナス金利政策を導入したのでしょうが、上場企業全体に及ぼす影響は計り知れないでしょう。


 さて、植樹二日目は、ポポー10本、柿4本、栗2本でした。いずれも深い穴だったので、大変でした。写真を撮る余裕がなかったので、これで・・・


 畑で遊ぶハナポンと・・・




 拭き掃除ロボットとにらめっこのタロニャンです。




 私がこだわっているポポーですが、昨年は20本植えています。

 ポポーは当初第三区画に全部植えるつもりでしたが、苗が高価ですのでリスクを分散させ、第三区画に14本、第一区画6本植えたのでしたね。

 ポポーは2年くらいは成長が遅く、3年目くらいから急に成長するのだそうでが、その成長する前に、じっくり見たところ、5本ほどやられていました。しかもいずれも第三区画でした。

 おそらく小動物にやられたのだと思いますが、2本は根元から引きちぎられていて、1本は幹の真ん中辺から折れ、2本は木の枝の一部が折れていました。もしかしたら2本は大丈夫かもしれませんが、高価な苗ですので痛いです。

 第三区画のポポーは居住区から遠く、私の4番アイアンの飛距離でようやく届くくらいのところに植えています。やられたのは、松林や山の斜面が比較的近い場所でした。しょうがないですね。

 ということで、今年はさらに10本注文したのですよ。

 さてどこに植えるか・・・。第三区画と第一区画で5本ずつとも考えましたが、結局目の届く範囲である第一区画に10本全部植えることにしました。

 残ったポポーは、今元気に育っています。



2016年4月26日火曜日

道半ば

~なんでそう頑張るの?~


 自分では限界を超えているつもりはないのですが、周りから見ると「あほじゃないの?」ということなのだそうです。


 「だれも一日中農作業をやっている人なんか、いねっすよ(いないですよ)」と、人々はいいます。


 そうですか。昨日は朝から夕方まで黙々と、しかも人力で植樹作業をやっていました。


 「なんでそう頑張るのか?」といわれても、私にとってはそれが普通なのでしょうがないです。


 長年にわたる監査法人勤務で身に付いた習性というか、今の時期、監査法人に勤めていたころの仕事仲間たちが頑張っていると思うと、私だってこのくらいは・・・。


 でも、一昨日からこの時期にずいぶんひどい花粉症だなと思っていたら、風邪でした。どおりでふらふらすると思った。今日はお休みです。


 三日前に届いた果樹や花木の苗150本は、昨日までに100本ほど植え終わったのですが、まだ大物が残っているので、道半ばです。


 苗が来た初日は、まずは手間のかからないものからということで、「ギョウジャニンニク10本」「山百合10本」を植えました。


 ギョウジャニンニク は昨年ためしに5本植えていたのですが、無事に成長しているので、同じ区画に植えました。




 収穫までは時間がかかりますが、どんどん増やしましょう。名古屋に住んでいるときまでは一度も食べたことがありませんでしたが、天ぷらにして食べるととてもおいしいです。


 続いて山百合です。庭に植えましょう。


 庭ではタロニャンが昨年の秋に植えた芝生に横になって、我々の作業を見ています。


 
ん?写真を撮られている・・・。




 果樹や山の木は昨年たくさん植えたのですが、花を植えるとするとエスペランサ村には山百合が似合うでしょう。 


 フジバカマと違って目立つ花ですので、リビングから見える庭の正面に5本、玄関に向かって入ってくる際に目に入るところに5本植えました。




 風邪をひいているので、今日はここまでです。



2016年4月23日土曜日

個展

~限界を超える前に~


 一昨日JAから届いた150本の苗ですが、なかなか大変です。


 今年は昨年の経験もあり、「穴はより深く、堆肥や腐葉土も多めで丁寧に、しかも植える場所は昨年よりも遠くなっている」ので、とても手間がかかります。


 監査法人に勤務していたころは、「限界を超えてからが勝負!」などと言いながら、無理して体に負荷をかけながら仕事をしていたのですが、今はもうその必要もありません。


 でも当時は「誰か~~がここで~~♪やらね~~ばならぬ~~♪」と、公認会計士の資質として最も重要な「志」も高かったし、ワクワクはしませんでしたが、仕事自体は充実感がありました。仲間たちと議論したり話をするのは楽しかったので、それはそれでよかったのですよ。


 今も、その時に勝るとも劣らぬ精神的な充実感がありますが、なにしろ体がついていきません。足腰立たなくなっても困るので、限界が来る前に休みましょう。




 つい最近、名鉄の友人から葉書が届きました。MSIさんからです(最近三文字が多いですね)。個展のご招待状でした。驚きましたね。


 私が東京から名古屋に移住して、監査法人中央会計事務所から名古屋第一監査法人に勤務先が変わったのは、今からもう32年ほど前ですが、最初に監査でお伺いした名古屋鉄道さんの監査課にいらっしゃったのが、MSIさんでした。それ以来もう30年以上のお付き合いになります。


 MSIさんとはとても趣味が合うのですよ。ギターに骨董に・・・。


 「ヤイリギターの工場に行きませんか」と誘ってくれたのも、「ぎゃるり百草」を紹介してくれたのもMSIさんでした。私のその後の人生が変わりました。


 最初にヤイリギターに行ったときの写真です。2003年7月19日のことでした。








 骨董もそうです。お互い「こんなものを手に入れました」と見せ合いっこや自慢話をしていたのでした。


 骨董の収集家にとって、最終的に目指すべき到達点は、三つあるといいます。


①個展を開く
②美術館に収まる
③骨董雑誌「小さな蕾」「眼の目」に掲載される


 私の場合は幸運にも、「小さな蕾」の2013年2月号(といっても実質新年号)に、「酒の器で新春を~東海地区のコレクターK氏コレクション」というタイトルで、巻頭カラーで掲載されたので、一つの目的は達成しました。


 その私の友人のMSIさんの葉書には、5月28日・29日に名古屋栄メルサ11Fで、コレクション展を開くと書いてあります。


 「負けました」


 MSIさんの今回の個展は、「華麗なる明治七宝」だそうです。


 そうですか、そちらに行きつきましたか。


 今度名古屋に行ったら、見せていただきましょう。



2016年4月21日木曜日

届いた150本の苗

~250本ほどになるエスペランサ村の果樹たち~




 最近激しく動いているせいか、書くことがありすぎてどこから書いていいのかわかりません。まずは昨日の夜のことです。


 私の名古屋の友人である公認会計士のISBさんからメールがありました。「18時半からいつものメンバーで懇親会」だそうです。


 おお!そうですか。名古屋にいたころは、あずさ監査法人時代の親しいメンバーで、現役時代も退職後も定期的に懇親会を開いていました。とても楽しい会でした。


 考えてみれば不思議ですね。名古屋と秋田では車で約700キロmです。車で時速200キロで走行したとしても、ゆうに3時間半はかかります・・・あ・・・真に受けたあなた、ほんの冗談ですので。


 その700キロの距離でも、名古屋にいるISBさんのスマホから打ち込んだ文字が、秋田にいる私のスマホに、瞬時にしかも、一文字もはぐれることなく、秩序正しく順番に届くのです。う~ん!不思議だ。


 そのISBさんから、「全員そろったので今から始めます」というメールが入ります。「ねのひの直営店」だそうです。おお!確か伏見のお店ですね。私も行ったことがあります。


 ではでは、私もいっしょにはじめることにしましょう。


 

 一夜明けて今日、JA湖東に果樹の苗等を引き取りに行きました。下の写真は、ラズベリーやあけびの苗です。




 当初は100本くらいと考えていたのですが、あれもほしい、これは本数を増やして・・・とやっているうちにどんどん増えていきます。今日納品書の明細を見たら、果樹や樹木・花の苗等がジャスト150本でした。



 昨年JAから購入した果樹の苗は、約100本です。ゲンちゃん農園のGさんからは、この2年間でブラックベリーやラズベリーの苗を50本ほどいただいています。そしてもともと梅並木に梅が20本立派に植えられていて、柿の木もあります。


 全部で・・・320本ですか。果樹だけでも250本くらいはあると思います。


 でも、これで満足しているわけではありません。隙間がなくなるまで植えてしまいましょう。


 でも、何のために?といわれると・・・


 私もよくわかりません。







2016年4月20日水曜日

オオカメノキ

~タラの芽にタケノコに・・・収穫の季節~




 秋田市では、昨日桜が満開になったそうです。秋田市と隣接している、エスペランサ村のあるこの町も、一両日中には桜が満開になるでしょう。

 村の集会所の玄関を出るとすぐに、昨年福岡造園さんに作っていただいた庭に植えてある、「オオカメノキ」という名の木に、花が咲き始めているのを発見しました。冒頭の写真です。

 そういえば昨年はGW前から、毎日のようにタケノコを掘っていたのを思い出しました。もしかしたらそろそろタケノコが生えているかもしれません。おお!やっぱりありました。



 もう少し待ちましょう。

 そのあたり一帯には「タラの芽」が生えています。天然です。写真を何枚か撮ったのですが、性能が良くないので(腕が悪いので)、ほとんど焦点が合っていませんでした。これで我慢してください。



 原木シイタケも、3個ほど収穫できました。



 ご近所に配るまでには、もう少し時間が必要ですね。


 昨日、ご近所の釣り名人のKさんから、山菜をいただいていましたので、これらと一緒に天ぷらにしました。おいしかったです。

 前回のブログの写真でもわかるとおり、原木シイタケ地帯は蔓でおおわれています。しかもそこまで行き着くには、笹や葦がたくさん生えているのでなかなか大変です。ここをきれいにしましょう。


 堆肥研究家が蔓を剪定ばさみで切っていると、


ハナちゃんが遊びにやってきました。



 でも、猫の手を借りなくても、このとおり原木しいたけ区画はきれいになりました。




 そろそろ仮置きしてる今年の原木を、ここに運び込まなくては。

 やることが多すぎて、大変です。


 それにしても、今日飲んだ「女城主」というお酒、めっちゃうまかったです。



 教えてくれた名古屋の友人の公認会計士ISBさん、ありがとう!!



2016年4月19日火曜日

ハナちゃんのワンダーランド

~ベロが出てますってば!~




 毎年今の時期になると、忙しかった監査法人勤務時代を思い出します。


 今はちょうど上場会社の監査のピークでしょうか。決算発表が早くなりましたからね。これがGW前くらいまで続きます。毎日が深夜勤務でした。


  そして会社法の監査があり、学校法人・国立大学法人と続いていきます。1年で最も忙しい日々です。


 監査法人時代の私の仕事仲間であったMRIさんやKSGさんOKDさんたちは、元気で頑張っているだろうか・・・審査のMYKさんはこれから忙しくなるので大変ですね。体調に気を付けてほしいです。


 私はというと、そろそろJAから果樹の苗等が100本くらい届くことになっているので、これから忙しくなるのですが、その前につかの間の休息です。


 原木シイタケ区画に足を運んでみると、そこではハナちゃんが元気に飛び回って遊んでいるではありませんか。


 ハナちゃんもこの1年でずいぶん成長しました。





 最近外で遊ぶようになった我が家のネコちゃんは、ご近所の方々や訪れてくる友人たちに頻繁に遭遇するようになりました。その都度皆さんハナちゃんのことを、「珍しい猫ですね」だけでなく、


 「いや~いい猫ですね、血統書つきですか?」


 「お姫様みたいですね」 


 「イオンで35万円で売っていたッすよ」ななどいわれており、とても評判がいいのですよ。


 へ~ハナちゃんそうなんだ。でもハナちゃんは


 「ウニャニャニャッ!イニャン!(私にとってそんなことはどうでもいいのよ!)」




 と言っています・・・たぶん・・・。


 そして、最近は原木シイタケ区画が大変お気に入りのようです。


 ほだ木渡りをしているくらいならいいのですが、




 おっとっと・・・




 あっ!ハナちゃん、ほだ木で爪を砥いではいけません。




 そしてハナちゃんのいつもの癖です。


 ぺろぺろ手をなめていても、






 舌をひっこめるのを忘れてしまうのですよ。




 今回は、ハナちゃんをもっと登場させてほしいというブログ読者の要望にお応えしたのでした。



2016年4月18日月曜日

庭造り第三弾

~思い出した「馬蝗絆」~
 
 先日いただいた枕木は、庭造りと門柱に利用することにしましょう。


 まずは庭造りです。私の好きな山つつじを植えるのです。


 山つつじは、名古屋では今頃から咲き始めるでしょうか。南山カントリーに向かう途中の、グリーンロード沿いのところどころに淡い色で咲いていました。そしてもちろん南山カントリーのなかにも。


 ここの土は、庭としてはあまり適していないので、いい土を福岡造園さんに頼んで持ってきていただきます。その土を支える壁が必要なのですが、その壁として枕木を利用するわけです。


 枕木を一人で運ぶのは大変なので、私もお手伝いしましょう。

 土の壁として、枕木を三段重ねにします。長さは枕木5本分、約10mです。




 重ねたりつなげたりした枕木を、倒れないように「かすがい」でつなぎ留めます。




 おお!「馬蝗絆」を思い出しました。


 馬蝗絆は、幸運にも瀬戸にある「愛知県陶磁美術館」で一度だけ見たことがありました。素晴らしかったですね。我が人生、もう二度と見れないかも。


 残った枕木2本は、門柱に使いましょう。


 いまのところ門柱は片方しかありません。こんな感じ。




 反対側に同じように枕木を立てかけると、立派な「エスペランサ村の門柱」が出来上がることでしょう。





2016年4月15日金曜日

枕木を仕入れに

~門柱と庭第三弾の準備~


 私は契約の当事者ではなかったのですが、3月決算の仕事がドタキャンとなりました。


 私に引き続き仕事をお願いしたいというお客さんからの要望でしたが、なにしろ契約の当事者ではないので・・・。すみません。


 直接私が仕事を依頼されれば、喜んでお引き受けいたしましょう。


 時間ができたので、さっそく行動します。


 実は、馬糞堆肥の桜田畜産の社長から、「枕木があるけどいらないか」と声を掛けられていたのです。


 枕木はいろいろ使い道があります、私は即座に、「いりますいりますいります、いりますってば」とお答えしていたのでした。


 枕木を何に使うかというと、門柱です。枕木の門柱は半分だけできていて、あと半分が必要でしたし、また隣との境界に庭を作る際に、枕木は大変役に立つのですよ。


 さっそく今朝、福岡造園さんと「じゅんさいの館」で待ち合わせをして、桜田畜産まで行ってきました。


 やぁ馬さん久しぶりですね。




 枕木はたくさんありました。ちょっと重いですが、二人で頑張ってケートラに積み込みます。最近私は堆肥運びで腰が痛いのですが、ここが踏ん張りどころです。




 堆肥研究家は今回は出番なしでした。
 


 たまには私の活躍シーンをブログに掲載しようと思い、写真撮影をお願いしたのですが、動画になっていて、よくわかりませんでした。


 ちゃんと撮ってほしいのだ。

2016年4月14日木曜日

アスパラ苗の移植

~ここでも穴掘り~




 今年生協から購入したアスパラの大苗を植えたことは、拙ブログにも先日書いた通りです。


 アスパラ区画を整理しようと思い、昨年植えた苗を、今回植えた苗のところに移植しようと思ったのですが、がっちり根が生えてしまい、なかなか移植できませんでした。でもやはり気になります。何とかしましょう。


 さっそくアマノの農機具売り場のところに行きました。おお!立派な備中鍬があるではないですか。4本歯の一番大きいものを購入してきました。


 さっそく「えいやっ!」と鍬を下します。てこの原理で力づくでひっくり返すと、立派な根が生えた苗が採れました。1年目でこれだけ大きければ十分でしょう。




 ん?よく見ると、すでにアスパラが出ているではないですか。




 「かわいいやつよのぅ!」今年は食べないでおきましょう。


 さて、掘り返したアスパラの苗を移植するために、ここでも穴を掘らなければなりません。私はもう穴掘りには飽きてしまったので、畑の穴は、堆肥研究家に掘ってもらいましょう。


 「んこらしょ」




 結構さまになっています。


 でもすぐに疲れました。




 おやっ!我が愛車『キャストスポーツ』ではないですか。ずいぶん派手な色だすな。これでは目立ってしまいます。悪いことはできませんね。


 さらに掘ります。「んこらしょ」。頑張れ!





 もういいでしょう。そして、掘った穴にアスパラの苗を植え替えします。




 これでアスパラ区画は完了です。


 後は生えてくるのを待つとしましょう。

2016年4月13日水曜日

アンプラグド

~告井延隆さんのコンサート~


 人生の楽園に出演したことのある、三種町の山本さんから葉書が届きました。「告井延隆」さんのコンサートに来ないかといいます。


 ギターの生演奏を聴くことができるというので、もちろん私は即座にOKし、きのうの夜でかけてきました。


 う~ん!はっきり言って、素晴らしかったです。




 山本さんご夫婦の経営するレストラン「herberry」で行われたコンサートは、入場者が30名ほどで、目の前で演奏を見ることができましたが、マイクをはじめ機械類は一切なし。生ギター一本とカポタストだけです。

 まさしく完璧な「アンプラグド」、つまり電気関係のプラグは一切なしの演奏でした。

 告井さんの演奏はすごいですね。曲はすべて「ビートルズ」でしたが、メロディと伴奏とベースを、一本のギターでこなすのです。驚きました。

 リクエストタイムになったとき、真っ先に手を挙げた私は、自分でなかなか弾けない曲「ブラックバード」をリクエストしたのです。

 ギター一本でポールが弾いて歌っているこの曲が、私は大好きで、40歳のころ「ヤマハの大人のギター教室」でマンツーマンで教えてもらったのでした。いったいどうやって弾きこなすのか、この目で見たかったのです。

 ギター教室では、先生に

 「この曲はギターの1弦が切れていて、1弦を使わないで弾いているのだ」と言われ、ずいぶん難しい弾き方を教えてもらっていたのですが、告井さんはもっと簡単に弾いているように見えました。

 コンサートの後の懇親会で、告井さんの隣にちゃっかり座った私は、このことを聞いたのですが、告井さんは

 「そんなことはない、私は1弦を使って弾いています」といいます。なるほど、そうなんだ。

 大変満足した私は、告井さんのCDを全部購入してしまいました。サイン入りです。




  しばらくビートルズの余韻に浸ることにします。






2016年4月12日火曜日

2回目の梅の花

~歯ごたえばっちりの原木シイタケ~



 昨日の天気は大荒れでした。4月のこの時期に雪やあられが降るというのは、さすがにびっくりです。

 もうすでにレタスの苗を植えていたのですが、せっかくの苗もこの天気では消滅してしまいます。

 おお!思い出しました。福岡造園さんから大量にいただいた落ち葉がありました。あられが降る中、レタスの苗の周りに落ち葉を敷き詰めます。愛情が大切なのです。

 ふと気が付くと、梅並木に花が咲き始めています。



 エスペランサ村で見るのは2回目です。


 名古屋ではもう桜も散ってしまったでしょうが、秋田ではこれから梅と桜が一気に咲き始めます。一年で最もいい時期を迎えるのですよ。

 それからもうひとつ、梅並木の裏においてある、原木シイタケのほだ木も気になります。

原木しいたけは、種菌を植え付けてから約1年半~2年後に採れはじめます。どうでしょうか?

 おやおやありましたね。いい形をしています。


 普通スーパーに売っているシイタケは、表面がつるっとしていますが、どうですかこの力強さ。


 触っただけで、弾力性が伝わってきます。さっそくいただきましょう。

 昨年は150本のほだ木に6千個の種菌を植えました。ほだ木に種菌が回り始めているので、切り口が白くなっています。いい感じです。


 今年は100本に4千個です。来年以降も場所がある限り継続的に100本ずつ植えるつもりです。

 でも、もともと販売する気はないので、みんなで分けて食べましょうね。



2016年4月8日金曜日

タロニャンの儀式

~マグロが食べたい!~




 子供のころはいつも身の回りに犬がいましたが、ネコは飼ったことがほとんどありません。

 瀬戸市せいれい町に住んでいた時に、一時的に子ネコを飼ったことがありましたが、ペット禁止を言い渡され、車で秋田の堆肥研究家の実家に連れて行きました。

 したがってネコを本格的に飼うのは、今回が初めてです。どうしたらいいのか・・・。

 ネコの習性は「ホワッツ・マイケル」を何度も読み返していたので一応知っていました。

 犬は人の言うことを聞きますが、ネコは自分勝手で人のいうことを聞きません。実際飼ってみるとそうでした。

 「こい!」といってもこないし「お手」といっても知らん顔。一緒に走ろうと思っても勝手に独りで駆けていくし、もちろん棒を投げてそれを持ち帰ってこいといっても知らん顔です。ムムム・・・。

 と思えば、私が疲れて和室に大の字になっていると、心配そうにすりすりしてくるし、歯を磨いているとかならず洗面台まで登って「ニャ~ン、ニャン」といって挨拶に来ます。よくわかりません。

 食べ物は基本的にはキャットフードです。でも、ネコは生魚を食べるようなので、試しに私の目の前にあったマグロを小さくちぎって与えてみました。そうするとタロニャンはすごい勢いで食べています。ハナちゃんはなめるだけで食べません。

 「へぇ~、タロニャンはマグロを食べるんだ」

 でもこれが失敗のもとでした。

 タロニャンは、それ以来毎日夕方6時ころになると、食事のときに私がいつも座っている椅子に陣取って、そこから動こうとしません。私が行くまで、いつまでもいつまでも椅子の上で待っています。


 「早く来ないかにゃ~」




 そして私が近づくと、もうこれ以上はないという表情と声でマグロをねだるのですよ。

 「ふにゃ~~ン!マグロちょうだ~い!」



 (本当はもっとかわいいのですが、カメラの性能が良くないので・・・)

 仕方がありません。一切れを細かく切って分けてあげます。タロニャンは大満足です。


 毎日食卓に刺身が登場するわけではありません。でもネコ大好きの堆肥研究家は、生協から冷凍マグロをネコのためにわざわざ購入し、ネコのために毎日一切れマグロを細かく切って私に渡します。

 そしてタロニャンは、私の手のひらのまぐろをおいしそうに食べるのです。

 もうかれこれ一か月以上続いている、私とタロニャンの儀式なのでした。