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2015年3月30日月曜日

出遅れたポポーの苗

~高騰する苗木~


 堆肥研究家が目指すのが「あけび園」なら、私は「ポポーの里」です。とりあえず今年は、いろんな種類のものを20本ほど確保して、適性を見るためにいろんな場所に植えてみる予定でした。ところがこのポポーの苗、入手しづらくなってしまったのです。


 私がポポーという果物に注目し始めたのは、もう1年半も前のことです。世間ではあまりその名を知られていませんでしたが、なんとなくブレイクしそうな予感がありました。エスペランサ村発でポポーをヒットさせようとひそかに考えていたのです。


 ところが、私のもくろみをもろくも打ち砕いてしまったのが、NHKでした。朝の番組でポポーが取り上げられたのです。それからしばらくしたら、今度は朝日新聞が、新聞紙面の1ページを全部使って、ポポーの特集記事を掲載しているではありませんか。一気にポポー人気が過熱してしまいました。日本人はこれだから困ります。


 それ以来、ポポーの苗木の価格は高騰する一方です。最初見たときは3千円くらいでしたが、私が購入するころには5千円くらいになり、昨日のカタログを見たら、なんと8千円と掲載されていました。ネットで調べたら、3年物の接ぎ木がなんと1万8千円くらいもします。ここまでくると、もう手が出せません。


 ここ一年くらい、「サカタのタネ」「タキイ種苗」から、苗木や種のカタログを定期的に取り寄せていて、購入するつもりの苗木をいろいろ考えていたのですが、1月には農協からもカタログをいただきました。ところが、農協のカタログにはポポーは掲載されていません。そこで農協に直接出向いて、ポポーの苗が手に入るかどうか聞いてみることにしました。


 うれしいことに、答えは「YES」です。ポポーだけではなくて、よほど珍しい種類でなければ、カタログに載っていなくても取り寄せていただけるそうです。やれうれしや!ただ、ポポーは人気があって、在庫があまりないそうです。とりあえず2種類10本予約しました。


 その勢いで、自宅に帰ってから、今度は「タキイ種苗」に連絡してみました。ところがポポーはもう品切れだそうです。えっ!そんな馬鹿な。出遅れてしまいました。嫌な予感がして、今度は「サカタのタネ」に連絡します。こちらももう売り切れでした。しまった、出遅れいてしまいました。ポポーブームを甘く見すぎていたのでした。


 仕方がないので、だめもとで「タキイ種苗」のHPを調べてみました。3年物はやはりすでに在庫ゼロでしたが、1年物ならかろうじてまだ残っていました。農協とは別の種類を10本購入することができました。うわ~!一安心です。


 ポポーは1種類では育てるのが難しいそうで、混植がお勧めなのだそうです。今回、結果的に4種類20本購入することができました。


 ネット等でいろいろ調べたのですが、実際に植えてみないと場所の適性がよくわかりません。リスクを分散して3か所に植えてみましょう。


 苗はまだ届いていませんが、「ポポーにかける夢」の実現に向けて、第一歩を踏み出しました。





2015年3月28日土曜日

安定経営

~顧問先の維持~


 事務所を開業した場合、はじめは少しでも多くの顧客を確保する努力を行いますが、いったん軌道に乗りはじめてからは、その後は安定経営に努めなければなりません。


 税務の場合は、顧客にとって望ましいサービスを提供するということがはっきりわかるため、報酬を支払うことについて、支払う側にも納得感があるとおもいます。ところが監査の場合は、必ずしも会社が望む結論になるとは限らないため、監査を受ける側が報酬を支払うという図式に、多少の緊張感があります。最近では監査を受ける側が監査法人を変更するといったケースも珍しくないようです。


 だからといって、監査が甘くなってしまってはいけません。その板挟みで苦労している監査人もいることでしょう。


 私が監査法人の名古屋事務所長をやっていたころは、事務所の経営もそうですが、職員の生活を維持していかなければならないという責任が重くのしかかってくるため、事務所のメインクライアントの維持には細心の注意を払いました。もちろん監査が甘くなることはないのですが、メインクライアントを維持しなければならないというプレッシャーは、相当なものでした。


 クライアントとの関係は良好でも、企業再編で顧客が来ることもあれば、逆にロスとすることもあります。先日新聞やテレビで、ファミリーマートがユニーHDを吸収合併することで合意したという報道がなされていました。両社の監査法人は異なるようですね。


 共同監査であれば今まで通りでいいのでしょうが、最近上場会社で共同監査はほとんどありません。私もユニーグループを数年監査していただけに、気になるところではあります。


 それはそうと我が事務所、確定申告が一段落した先日、私が間借りしている事務所の所長から、「どうせ暇だろうから、顧問先を一件譲ってやる」といわれました。


 私としては、一件どころか二件でも三件でも、あるいはいっそのこと事務所まるごと譲っていただいてもかまわないのですが、まぁ自力で開拓していくことにしましょう。


 我が事務所、まだまだ安定経営というわけにはいかないようです。





2015年3月26日木曜日

こま打ち

~役に立った竹~
 
  念願の原木が手に入ったので、さっそく「種こま」を原木に打ち付けましょう。一本の原木に、種こまをだいたい40個~50個打ち付けると想定して、種こまを4,000個購入してきました。シイタケ3,000個になめこ1,000個です。それに電動ドリルも。


 シイタケは、種こまを打ち付けたところから出てくるものと思い込んでいたので、


 「これでシイタケ・なめこ4,000個だぁ!」


 と喜んでいたのですが、そういうことではなくて、種こまを打ち込んでシイタケ菌が木の中を駆けずり回れば、種こまの数にかぎらず生えてくるのだそうです。おお、そうでしたか、場合によっては一万個も・・・と、思いは膨らみます。


 二人でドリルで4,000個の穴をあけ、トンカチで4,000個のこま打ちを行うのも大変なので、Fさんに声をかけて手伝ってもらうことにしました。3人ならはかどるでしょう。春の日差しの中、電動ドリルの音と、トンカントンカン種こまを打ち付ける音が、心地よく響きます。


 しばらく作業をしていると、お隣で桜の木の剪定をしている方がやってきて、興味深そうに話しかけてきました。こちらとしては、作ったシイタケ等を販売したりすることが目的というわけではなく、ただ単に面白そうだからやっているだけなので、遊び半分で適当に答えては笑いを誘います。楽しいひと時です。


 さて問題は、こま打ちの終わった「ほだ木」を、どのように立てかけるかです。地面に寝っころがしておくわけにはいきません。キノコの教科書を読んでみると、Yの字の木を二本地面に打ち込み、それに一本長い木を通して立てかけるとか、いろいろやり方があるようですが、そんなに都合よくYの字の木なんかあるはずないでしょう。


 エスペランサ村の「第二区画」である、梅並木の裏の松林に行けば、何かいいアイディアが浮かんでくるかもしれません。中に入っていきましょう。すると、突然頭の中で何かが「ぴかっ」とひらめきました。昨年切り倒した「竹」があるではないですか。


 さっそく村の端っこに置いてあった、10メートル以上はある竹を取りに行きます。100mくらいは引きずっていかなければならないでしょうか、両手で抱えてずるずる引っ張っていきます。3往復しました。


 引きずって持ってきた竹の、細いほうの先端を切り取って、手ごろな長さにしました。その竹の両端を、松林に複雑に絡みついている「蔓」や、倒れ掛かった木、あるいは枝で支えます。うまくいきました。これでほだ木を立てかける準備が完了です。


  ケートラ越麻呂号でほだ木を運べるところまで運び、後は人力で松林の中まで持っていきます。太いほだ木は結構重いので、一苦労でしたが、整然と立てかけられた様子を眺めるとなかなか美しいです。充実感で体が満たされます。


  一方なめこは、ほだ木を立てかけるのではなく、木の三分の一ほど地面にめり込ませながら寝かせるのです。助っ人のFさんが、頑張って地面を掘ってくれました。ありがたいです。



 
 二日がかりでしたが、なかなか贅沢な遊びでした。


 エスペランサ村の松林の中には、ちょうど良い日陰の場所があり、キノコ栽培には絶好の場所だと思っているのです。どんなシイタケやなめこができるか、今から楽しみです。




※写真は、「Esperanza Village」のHP 「Espersnza Farm」の写真集「第四区画」をご覧ください。




  http://esperanza-village.com/custom17.html






2015年3月25日水曜日

頼もしい読者

~原木の追加購入~


 先日、私のブログの読者のK子さんが、村の集会所に遊びに来ました。K子さんは、例えば果物であればジャムを作ってしまうし、ハタハタや鮭を鮨にしたり(いただいたハタハタ鮨は絶品でした)、漬物もつくるし、いろんな食材で様々なものを作ってしまいます。野草も詳しいです。


 K子さんからは、都会では経験できなかったことをいろいろ教えていただけるので、大変参考になります。昨年エスペランサ村の敷地内にブナの植林を行ったのも、K子さんから教えていただいたのでした。


 そのK子さんは、先日の私のブログを読んでくれたらしく、私がシイタケの原木を入手するのに苦労していることを知ると、さっそく動いてくれました。「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」に参加している自称「きこり みならい」のFさんをご紹介いただいたのです。


 私はさっそく電話します。今年の原木の入手は100本が目標でしたので、追加で50本ほど入手できたらいいなと考えていたのですが、100本でもそれ以上でもいいといいます。


やれうれしや!


 それなら100本いただきましょう・・・と思ったのですが、堆肥研究家や村人からは「いきなりそんなに買ってどうするの」と反対されました。う~ん、1年目としてはちょっと多いですかね。それにケートラで2往復は大変だし・・・。ということで、ケートラに積めるだけいただくことにしました。


 いろいろ右往左往しましたが、これで今年の原木は無事確保。山形の南陽町まで行く必要はなくなったので、とりあえず一安心です。





2015年3月24日火曜日

寿命

~動かなくなったPC~


 以前にも書いたことがあるのですが、私の場合大変物持ちがいいのです。いいものを購入して長く楽しみます。Tシャツ一枚でもこだわりをもって購入、破れるまで着続けます。


 今の車はもう10年目、以前乗っていた車は15年使ってから泣く泣く手放しました。御幸毛織さんのスーツはいいですね。とてもいい素材でしかも長持ちします。古いもので19年目です。体型がかわらないので、今年の冬も愛用しました。




 今困っているのはPCです。私のノートパソコンからは画像を挿入できなくなったので、画像だけは堆肥研究家のデスクトップPCを借りて挿入していたのですが、一週間くらい前から電源がはいらなくなってしまいました。電源のスイッチを押すと、PCが「ピープーピープー」鳴いて全く動きません。もうギブアップです。


 あまり長期間ブログを空けてまうわけにもいかないので、今こうして画像のないブログを書いているのです。


 そこでやむを得ず、ヤマダ電機に行ってきました。行ってみてびっくり。最近のPCはすごいですね。画面はきれいで大きいし、TVも見ることができます。LINEもやれるしスマホのように指でサッサッとページをめくることもできます。


 でも、そんな機能は必要ないのですよ。PCでTV見ないしぃ・・・スマホもあるしぃ・・・てか、ネットとメールができて、ワードとエクセルと筆グルメさえあれば十分なのよね~。これだと安く購入できるようです。


 堆肥研究家のPCは、実は一か月くらい前から調子がわるかったようです。メールの返事が遅れているのは、そのせいなのだと・・・。


 画像入りのブログは、もうしばらく時間がかかりそうです。



2015年3月16日月曜日

入手困難な原木

~あきらめかけていたけれど~


 「原木シイタケ」を作るための原木を入手しようと、地元の森林組合に連絡したのは昨年の12月のことでした。その森林組合では原木を扱っていなかったため、業者を紹介していただいたのですが、その業者も反応が悪く、この近辺では原木を扱っている業者はもういないということでした。


 その電話を受けて、拙ブログでは林業の現状について触れいるのですが、私の認識はどうやら甘かったようですね。


 2月の下旬になって、そろそろ原木シイタケのことが気になりはじめたので、別の森林組合に連絡をとってみることにしました。ネットで調べて「仙北東森林組合」に電話します。答えは「扱っている」ということでした。でも、11月から予約を受け付けていて、1月いっぱいで終了したそうです。えっ!そんなバカな・・・。


 しかたがないので、続いて「雄勝森林組合」に電話してみました。こちらもシイタケの原木やほだ木を販売しているのですが、やはり1月で終了だそうです。「横手森林組合」は・・・やはり予約でいっぱいでした。なんということでしょう。なぜ昨年の12月、地元の森林組合が駄目だったからといって、そこであきらめてしまったのでしょうか。私らしくなかったですね。


 秋田県が駄目なら山形県があるではないかということで、ネットで調べてみます。こうなったら、とことんやってみましょう。ありました。「山口薪炭」です。さっそく電話してみました。ただこのあたりはまだ大雪のようで、山の中にはまだ入っていけないそうです。時期が来たら分けてくれるそうで、3月20日ころに電話してくれということでした。とりあえず一安心です。


 でも、山口薪炭のある場所は、山形県の南陽町なのですよ。マップで調べたところ、片道約5時間です。ケートラ越麻呂号で、往復10時間。積み込み作業を入れたら、大変な労力です。でも今やらないと1年出遅れることになります。エスペランサ村の将来にとって、1年は大きいです。



 さて、そんな話を「元ちゃん農園」のGさんが村の集会所に遊びに来た時に話したところ、先日電話がかかってきました。Gさんの遠縁の方が、原木を扱っているということでした。必要なら分けてあげるというではありませんか。やれうれしや。さっそく出かけます。


 「原木シイタケ」のほだ木には「ナラの木」が向いています。可能な限りナラの木をいただくことにしましょう。また、「原木なめこ」はサクラの木が向いているのですが、育てるのが難しいようです。


 連絡を受けて、さっそく原木が積んである現場に行ってみたのですが、ほしいナラの木はサクラの木の下のほうに積んでありました。うわっ、ナラの原木を採るには、積んであるサクラの木を寄せなければなりません。原木自体は一本一本が結構な重さなので、取り除くのが大変です。しかもバランスが悪くなると、積んであるサクラの木がごろごろと倒れてきます。危ないです。


 私はこれ以上やると危ないので、もうやめましょうというのですが、Gさんはせっかくここまでやったのだから、やれるだけやろうといいます。私も覚悟を決めて、一本一本サクラの木の山を取り除いていくことにしました。なるべく腰に負担がかからないように、腕に力を込めて運び出します。


 結局そこに置いてあったナラの木は、30本ほどいただきました。そしてサクラの木も10本ほど。当初今年の目標としていた100本には届きませんでしたが、今年はあきらめかけていただけに、本当にラッキーでした。


 今回のことはいい教訓として、来年度は早めに行動しましょう。


 それはそうと、山口薪炭には行くべきだろうか・・・。




2015年3月12日木曜日

AKTnet

~役に立った無料相談会~

 確定申告の締め切りが近づいてきました。無料相談会も、昨日で終了です。


 昨日の無料相談会は、北都銀行本店で行われました。確定申告の時期とはいえ、ここでの無料相談は定期的に行われいるので、相談内容は必ずしも所得税とは限りません。ましてや銀行内には「相続税法改訂のお知らせ」というパンフが置かれているため、相続税の相談も予想されます。資産税の案件も多いといいます。

 でも大丈夫。仮に難しい案件を相談されたとしても、私が提携している「AKTnet」に電話すれば、すぐに答えが返ってくるでしょう。


 「AKTnet」というのは、AKT・・すなわち「秋田のネットワーク」という意味と、

 「秋田にある、私と同じ姓を名乗る税理士のTaxネットワーク」

 という意味でもあります。分厚い本を調べなくても、例えば私の弟にちょっと電話すれば、すぐに「LINE」に回答と解説が送られてきます。ありがたいです。


 昨日はやはり資産税関係の相談が多かったのですが、無事終了。これで今シーズンの無料相談会への出席も終わりです。


 名古屋で税理士登録していた時は、無料相談会は名東区や千種区が管轄だったこともあって、農業所得については特に備える必要はありませんでした。でも秋田で税理士としてやっていくためにはそういうわけにはいきません。


 そこで考えたのは、「農協の無料相談会に相談員として自ら名乗り出ること」です。税務署主催の税理士向け農業所得の研修会に申し込み、さらに農業所得関係・農業問題に関する本を読み漁りました。


 今回の無料相談会に備えて、事前準備をかなり行ったので、農業に関する税金・会計についても、もう大丈夫でしょう。



 冬季、エスペランサ村の開墾はできなくても、時間は有効に使えます。「兼業農家税理士」のいいところです。




2015年3月11日水曜日

2015年3月10日火曜日

届いた「祈り」

~「By Ken」のギターは永遠なり~

 先日、ヤイリギターさんに制作をお願いしていたギター「祈り」が届きました。


 「祈り」の絵は私のお気に入りで、もうかれこれ二十数年、私の部屋に飾られています。

 

 この絵が拙ブログに初めて登場したのは2013年3月11日ですが、このころにはすでに「祈り」をテーマにしたギターを作りたいと考えていたのです。


 それから2年たちました。この間の小池健司さん加藤穂高さんとのいろいろなやり取りがとても楽しかったし、斬新なアイディアが提案されるたびに、うれしくなってしまいました。


 そしてお二人からは、ギターの制作過程の画像がいろいろ送られてきます。どんなギターができるのだろうか、この待っている間が、たまらなくいいのです。監査でわくわくすることは、一度もありませんでしたが・・・。


 完成したギターの到着後、お二人にはお礼のメールを出したのですが、その返信にはお二人のこのギターにかける熱い思いが伝わってきて、とてもありがたかったです。


 とりあえず、私が生きている間は、私がこのギターを「預かって」おくことにしましょう。


 
 「By  Ken」のギターは永遠なのだ!



2015年3月8日日曜日

二足のわらじ

~野草食研究家~



 ヤイリギターさんにお願いしているギター「祈り」の製作過程を見るためには、どうしてもフェイスブックに登録しなければなりません。そして、小池健司さんとお友達になるのです。


 前回登録した時は、あせっていろいろいじっているうちに、数日であえなくアウトになってしまいました。でも今回は慎重にいきましょう。無事再登録できました。


 せっかく再登録したフェイスブックですので、いろいろ見ていると、知らないうちに時間がどんどん過ぎていきます。おかげでブログのほうがおろそかになってしまいました・・・ということで、ブログの投稿を空けてしまった言訳を書いているのです。


 さて、私がゴルフで楽しく遊んでいる間、堆肥研究家は今日も「野草探し」です。堆肥研究家は、野草関係の本を立て続けに7~8冊読み漁ったようで、食べることのできる野草をいろいろ研究していました。そして今では「野草食研究家」を自称しているのです。堆肥研究家と二足のわらじですが、がんばってほしいです。


 今日、エスペランサ村内で採れた野草は「ギシギシ」の新芽です。「おかじゅんさい」という別名もあるそうです。たしかに、形といい、多少ぬるぬるしているところといい、「じゅんさい」そっくりで、「陸(おか)」の「ジュンサイ」という言葉がぴったりです。


「ふきのとう味噌」は、残念ながらお酒のつまみにはなりませんでしたが、「ギシギシ」は、立派にビールのつまみになります。下の写真は、水洗いしてさやを除いたものです(ギシギシの新芽はさやにつつまれています)。



 これをゆでて、三杯酢をかけ、ゴルフの後のビールのつまみとしていただいたのでした。おいしかったです。






2015年3月2日月曜日

バックホー再び

~いよいよ庭造り開始~

 エスペランサ村の近辺には、雪がまったくなくなりました。堆肥研究家は、今日も「ふきのとう」の収穫に出かけています。


 雪解けを待ってまず初めに手掛けなければならないのは、「庭造り」です。下の写真のように、村の集会所の南側は今のところ遮るものがなにもなく、道路からまる見えです。ここに雑木を植えましょう。


 
  以前拙ブログにも書きましたが、昨年すでに庭師のFさんにお願いして、雑木を50本ほど仮植えしてあるのです。また、同じく昨年、村の集会所のそばに「ブナの苗木」を40本植えてあるのですが、これもうまく生かすことにしましょう。


 昨日Fさんが、庭の模型を作って、村の集会所を訪ねてきました。私たちは、単に仮植えしてある雑木を、そのまま植えるだけだと思っていたのですが、かなり大がかりな庭造りになるようです。さっそく「バックホー」を用意しました。



 完成までに1カ月以上かかるようですが、どんな庭ができるか楽しみです。