エスペランサ村の集会所スペース以外の敷地を、3つの区画に分けました。
第一区画・・・野菜畑
第二区画・・・梅並木
第三区画・・・果樹園
です。
バックホーによる開墾は、第二区画から始めました。
この地方では「掘る」ことを「ほっけす」といいます。「ほりかえす」がなまったのでしょうか。どんどん「ほっけして」いきましょう。
昨年の暮れに、私がこの町でプレゼンを行った際に、皆さんから言われたことを思い出していました。
「そこの土地は、山を削った赤土だから、畑には適さない」
この一年、私に重くのしかかってきた言葉です。
人の背丈ほどの雑草が短期間で成長するということを考えると、栄養分がない土地であるとは考えられません。それに、隣接する畑では立派な野菜が育っています。梅並木も見事でたくさん梅がとれたし、Hさんも「大丈夫」といいます。
仮に赤土で、畑には適さない土地であるとすると、今後の〝堆肥計画〟に大きく影響するし、土の改良に長い年月をかけなければなりません。緊張の一掘りです。
バックホーでひとかきしてみたところ、出てきた土はなんと「黒土」でした。
「お~し、お~し!」思わず笑みが漏れます。
バックホーはどんどん掘り進みます。
片道が終わりました。いいペースです。
秋の青空が、すがすがしいです。まるで、絵のようです。
そして、第二区画終了。次は、最重要と位置づけている第一区画へ向かいます。
バックホーのレンタル期間は1ヶ月でしたが、場合によっては延長しなければならないかと思っていました。でもこのペースでいけば、なんとかなるでしょう。