~雨との戦い~
落合博満さんが中日の監督になった一年目、何の補強もせずに優勝しました。その時の落合監督の優勝インタビューの言葉を忘れることはできません。
「やればできるんですよ!」
「やればできる」。やる気がなかなか出ない子どもに対して親が言う場合は別として、本来は大変重みのある言葉だと思います。誰が見てもできない、あるいは実行するのは難しいと思われるようなことをやり遂げ、結果を出してはじめて言える言葉なのです。
「バックホーで約4,000坪の敷地を、1カ月かけて天地返しする」という課題を目の前にしたときに、周りの人からは「ちょっとできないのではないか」「無理ではないか」と言われていたのですが、10月3日からはじめて、22日に終了しました。「やればできる」です。
ただこの間は晴れの日が少なく、雨との戦いでした。雨が降ったから作業を中止するというやわな性格ではないので、長靴持参で朝から出かけます。休んだのは、台風の影響で風雨が強かった日だけです。この間、好きなゴルフもほとんどやりませんでした。一番いい季節なのに・・・ぐやじい!
雨はさほど気にならなかったのですが、問題は泥でした。バックホーで天地返しした土は、柔らかくなっているので、そこに雨がしみこみます。また、長雨で水たまりができているところもあります。バックホーのキャタピラが、すっぽり泥に埋まってしまうので、バケットでがっしり大地をつかみ、アームで引っ張りながら進むことの繰り返しになります。
Hさんは「土が泥状になってしまうと空気がしみこまないから、これ以上やらないほうがいい」と言います。レンタル期間が1カ月あるので、もったいないなぁと思いながらも、とりあえず終了。次のステップに入りましょう。
気が付いたら、もう紅葉が始まっていました。