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2014年10月10日金曜日

監査計画と開墾計画

~いきなり見直し?・・・~

 子どもの頃は、計画を立てて、それをコツコツ実行していこうという意欲がありました。でも、年をとるに従って、計画を立ててもなかなか思うように実行できません。


 南山カントリーのゴルフ会員権を購入した時は、「シングルへの千日計画」なるものを立てましたが、いまだに実行できていません。「計画というのは、立てても実行できなものである」と悟るようになり、そのうち行き当たりばったりとなってしまいました。


 3月決算の場合、会計監査は6月で一区切りつきますので、新年度となる毎年7月頃には監査チームのみんなが集まって、年間の「監査計画」を立てます。企業を取り巻く経営環境は、毎年目まぐるしく変わるため、前年の計画をそのままコピペして、新年度の監査計画とすることはできません。


 監査計画を作成する際も、単なる作文ではなくて、綿密な分析能力が要求されます。企業を取り巻く経営環境の変化を鋭くとらえ、過去の経験から起こりうるさまざまな監査リスクを特定し、いろんな角度から分析しなければならないのです。なかなか頭を使う作業が必要ですし経験が必要です。


 でも、実際監査を実施していくと、当初予想していなかったことが発生することもあります。そんな時は監査計画を変更しなければなりません。実施しなければならない手続きも増えることでしょう。予算もオーバーしてしまいます。でも、だからといって、決して妥協することなく、納得がいく結論を得るまで監査を実施しなければならないのです。柔軟な対応が必要です。


 話は変わって、「エスペランサ村の開墾計画」です。


 当初、8月の終わりにHさんから頂いたアドバイスを元に考えた開墾計画では、9月中に約4千坪の草刈りをやり遂げ、10月に入ったらバックホーを1カ月レンタルし、土を「天地返しする」というものでした。ただ、アドバイスを受けた際に、Hさんは気になることを言います。「実は膝が思わしくなく、9月5日に入院して手術を行い、12日に退院する予定だ」ということでした。


 バックホーを、自分の手のように自由自在に扱えるHさんの協力がなければ、肝心の開墾計画が頓挫しかねません。


 それにもう一つ。一緒に刈払い機で草刈りを手伝ってくれたFさんによると、バックホーを利用して「天地返し」を行っても、1日で開墾できる広さはしれているので、とても1カ月では約4千坪の敷地は開墾できないのではないかということでした。


えっえっ!???いきなり計画変更ですか・・・。