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2014年9月15日月曜日

プロの仕業

~天地返しの前段階~

 仕事でもなんでも、周りの人から「さすがプロだね!」といわれるのは、気持ちのいいものですね。公認会計士の場合は会計や監査のプロだし、税理士であれば税金関係のプロです。ギター製作の匠もいれば、料理の達人もいます。おそらく、堆肥に関しては誰にも負けないという人もきっといることでしょう。


 あきらかにプロとアマチュアの差が大きいのは、例えば昨日初日を迎えた相撲ではないでしょうか。白鵬と学生横綱では、大人と子どもほどの違いがありそうで、全く勝負にならないでしょう。野球でも、プロ野球と高校野球では明らかにレベルの違いはあります。


 それに比べてゴルフの場合は、相撲や野球ほどに力の差はないかも知れません。女子ゴルフでもアマチュアの活躍がすごいし、私だってたまにはバーディをとります。でも、プロゴルファーは生きていくのが大変です。趣味で良かったです。


 音楽関係でも、プロとしてやっていくには才能だけでなく運も必要でしょう。アマチュアの中にも、才能のある人はたくさんいますし、楽器の演奏でもプロ級の人も多いです。


 私も大学2年生くらいまでは、シンガーソングライターになりたくて、音楽関係の事務所にデモテープを送ったりもしましたが、才能がなかったのが幸いしたのか、プロにはなれませんでした。公認会計士・税理士でよかったです。


 さて、村の集会所の外壁の板塗りが一段落したので、いよいよ村の広大な土地に手をつけなければなりません。最初は草刈りからです。


 7月初めに訪れたときは、Hさんが人に頼んでやってくれたらしく、きれいに草が刈られていたのですが、わずか2カ月ほどで、場所によっては人の背丈ほどの草が生い茂っています。でも、短期間でこれだけ草が伸びるということは、逆にいえば、土がいいということにもなります。人生前向きに考えることにしましょう。


 さて、覚悟を決めてエスペランサ村に出かけてみたら、村の中心部である梅並木の手前1000坪くらいのところがきれいに刈り込まれているではありませんか。しかも刈り払った草が、整然と重ねられています。これはプロの仕業に違いありません。



 そういえば先日、Hさんに今後の段取り等をいろいろ相談したのですが「草刈りをやってみて大変だったら、しっかりやってくれる人を紹介してあげる」ということでした。きっとその方がやってくれたのだと思います。


 我々にはとてもまねのできないような刈り方ですが、刈り取られた草の跡を見ていると、何となくイメージがわいてきます。これを見本にして、さっそくチャレンジすることにしましょう。