カテゴリリンク

2014年8月6日水曜日

構想

~固まってきたレイアウト~


 今年の4月にエスペランサ村を訪れたときは、広すぎてどこをどうしたらいいのか、何を植えたらいいのか、全くイメージがわきませんでした。名古屋に戻ってからもいろいろ考えていたのですが、今回再び訪れて、ようやく考えがまとまってきました。


 村の集会所の建設現場から、エスペランサ村の端っこまでは、たぶん200mくらいあると思います。畑は毎日手間がかかるでしょうから、200メートル先で畑を耕していたのでは、大変です。また、果樹園に力を入れていくつもりですので、畑はそんなに広い必要はないでしょう。野菜の連作障害がおきないように畑を休ませることを考慮しても、当面、集会所の近くに300坪もあれば十分です。


 そして、梅並木のある場所です。


 今20本の梅の木が一列に並んでいるのですが、それと平行にさらに梅の木を植えていきます。広さ的にはもう2列植えることが可能だと思いますが、一列は梅で、もう一列は違うものを植えるかも。梅の品種は、私がこだわっている「露茜」です。


 梅並木の奥は、4月に必死に整理した松林があります(写真左側)。


 ここには「タラの木」があちこちにあり、秋には食べられるキノコがたくさん採れます。ここをキノコの栽培場所にしましょう。来年の春には、「シイタケの原木」を50~100本くらい寝かせておきます。2年サイクルですので、翌年も同じ数を寝かせます。さらになめこも栽培します。

 
 そして、竹林です。


 5月くらいには、ここで「タケノコ」を掘ります。恵那で経験してきたので、大丈夫ですが、竹林の手前には「ニセアカシヤ」の木がはびこっているので、伐採しなければならないでしょう。

 
 最後に果樹園です。写真は、その一部ですが、右側にさらに広がっているのです。


 ここはきれいな形で2,500坪くらいあるでしょうか。この区画を6つに分けましょう。植えるのは・・・。


 一時考えたのは、「ペカン」です。くるみのようでもあり、ピーナッツのようでもある、大変珍しい、しかもおいしい(食べたことないけど)木の実のなる樹だそうです。

 とても興味のある面白そうな樹で、当たれば大ヒットするのでしょうが、どうやら育てるのがとても難しそうですね。日本のあちこちで植えられたことがあるけれど、カミキリムシにやられて全滅してしまったとか。残念ですが、あきらめます。


 もうひとつ珍しいのが、「ポポー」です。これは一度トライしてみます。実は私もまだ食べたことがないというか、実物を見たこともありません。写真で見ると、アボカドやパパイアに似た果物のようですが、けっして市場には出回ることのない果物です。なぜかというと、日持ちしないからです。

 恵那でいろいろ教えてくださったMさんも、こだわりのキウイを栽培しているGさんも、ポポーは面白いと言っていました。高価な苗ですので、いきなり手広く栽培するにはリスクが伴うのですが、一種類くらいは珍しい果物を栽培してみましょう。


 「イチジク」は自分が一番食べたい果物ですので、一区画確保しましょう。


 「あけび」は、堆肥研究家がどうしても植えたいと言っています。しかたがないのでこちらも一区画分けてあげましょう。

 「あけび」は、パイプで棚を作って育てなければならないのですが、その区画を作ったそばに、「ラズベリー」を植えていきましょう。エスペランサ村の敷地内には、野生のラズベリーも実をつけていました。


 今の時期は、サンショウの木にも青い実がたくさんついています。



 続いて「カキ」です。渋ガキををつるすのは、冬の風物詩。冬の間の食糧にもなります。これも当確。


 「ブルーベリー」にも興味はあるのですが、これは難しそうです。あと1~2品種は、サカタのタネやタキイ種苗から定期的に送られてくる雑誌でも見ながら決めましょう。


 11月には、この地の一大イベントである「種苗交換会」があります。もしかしたら、「神の見えざる手」が、私を導いてくれるかもしれません。