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2014年8月25日月曜日

神の見えざる手

~導かれるままに~

 明日、エスペランサ村に向けて出発です。名古屋とエスペランサ村の往復が頻繁になり、エスペランサ村での滞在期間がどんどん長くなっています。それならば、思い切って引っ越ししてしまいましょう。集会所の完成はまだですが、まずは仮住まいへ移動です。


 それにしても、荷物が多いです。東京から瀬戸に引っ越してきたときは、机と本、それに荷物少々だったのですが・・・。30年間この地で過ごしてきた重みというか証を実感してしまいます。

 30年間連れ添った「幸福の木」(ドラセナ)や、監査法人退職時に事務所の私のブースから持ち帰った「タイワンモミジ」も、仮住まいの地まで一緒に連れていきましょう。


 送別会を開いてくれた皆さん、一生忘れません!。エプロンをプレゼントしてくれた皆さん、より一層料理に精進します!。エスペランサ村での収穫物は、真っ先に送りますので、待っていてください。エプロン姿でカフェを経営したら、繁盛するかも。でも、他にやることがたくさんあるので、たぶんやりません。


 今日、名古屋での(また来る予定があるのですが)最後の夜は、Tjmさんとの会食です。Tjmさんと私が、当初は二人だけで、それぞれ責任ある立場で、孤独な中、お互い倒れそうになりながらもやり遂げた仕事は、私にとっては公認会計士としての、最も誇り高い仕事でした。今の名古屋事務所の礎を築くことができたと思っています。この時の達成感は、今でも私にとっては貴重な財産として残っています。



 この一年ほど、行き当たりばったりで、思いつきでやってきたのですが、振り返ってみると、とてもきちんとしたきれいな道になっているではありませんか。「神の見えざる手」が導いてくれたのだと思います。


 手帳のメモを見ると、「エスペランサ村構想」は、もう2年ほど前からありました。

 NHKテレビドラマ「監査法人」の製作に深くかかわったときに、「エスペランサ」という言葉が、やけに心に残りました。ドラマの中で

 「エスペランサは、俺のすべてなんだ」

 と、エスペランサ監査法人理事長の小野寺は健司に向かって絶叫します。忘れられないシーンです。

 エスペランサは、スペイン語で「希望」という意味です。この言葉を、我が人生で使えないだろうかと、いつも考えていたのです。


 昨年の7月に、偶然広大な土地に巡り合うことができました。頭の中に「エスペランサ村」がひらめいた瞬間でした。


 これからも予想しないようなことがたくさんあると思うのですが、「何が一番面白いのか」ということを常に考えていけば、きっと「神の見えざる手」が、何かに向かって導いてくれるのだと思います。


 遠くを見つめれば、いくつかの「構想」がちらついています。5,000坪が10,000坪になり、さらに広がっていけば、私の好きな「連結経営」が可能です。それを一つずつ実現させていくのが、今から楽しみです。


 仮住まいに引っ越したら、まずはネット環境を整備して、ブログを継続できるようにしましょう。そして、落ち着いたらエスペランサ村のHPを立ち上げ、「エスペランサ村情報」を発信します。その中に「越麻呂日記」を入れてもいいし、「越麻呂会計事務所」のページも作るのです。エスペランサ村の情報発信では、堆肥研究家(最近は「野草食研究家」に衣替え)にも、活躍していただきましょう。


 また、すでに地元の新聞社の取材申し込みもあるようです。落ち着いたら、積極的に取材を受けるようにしましょう。それに「エスペランサ村」のロゴマークも作ります(原案はもう作ってあります)。村の集会所の、楽しい外壁板の塗装(500枚くらい?)も待っています・・・。


 と、やることはたくさんあるのですが、その前に、引っ越しの手続きが先なのです。ああ、忙しい。