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2014年8月12日火曜日

奇跡は起こる

~驚いた連日優勝!~

 先日、高校野球の石川県大会決勝で、星陵高校が9回裏に8点差をひっくり返し、9-8で小松大谷高校に逆転サヨナラ勝ちするという、奇跡的な試合がありました。

 星陵高校というといつも思い出すのは、甲子園大会で箕島高校と演じた死闘です。もう20年以上も前になるでしょう。生で見ていましたが、これも奇跡が起こった試合でした。延長18回で勝ったのは箕島高校でしたが。


 さて、今回の奇跡は私のことです。エスペランサ村でいろいろ夢中になっていると、名古屋にいる時のように、ゴルフをやりたいという気持ちがそれほどわいてこないのですが、ほとんど休みなしで根を詰めて活動していたため、少しゴルフでもやって気分転換することにしました。


 
 エスペランサ村のある県には、名門と言われているゴルフ場が3か所あります。AカントリーにATカントリー、それにMAカントリーです。せっかくなので平日にプレイしたいのですが、平日はメンバータイムがありません。そこでいきなり大会にエントリーすることにしました。南山CCというとても難しいコースで日ごろ鍛えられているので、どんなコースだろうが誰と一緒でも、そんなに迷惑をかけることもないでしょう。

 ネットで検索してみると、7月15日 MAカントリーで「サッポロビール杯」、翌16日 ATカントリーで「コカ・コーラ杯」、一日置いて18日 Aカントリーで「キリンビール杯」とありました。とりあえず最初の二つを申し込みます。


 MAカントリーでの「サッポロビール杯」は、参加者が118名でした。パーでスタートして順調にプレイしていたのですが、やはりコースがわからないので、たまに叩いてしまうホールがあります。でもあまりトリッキーではないので、慣れればいスコアが出るでしょう。フェアウエーやグリーンがとてもきれいでした。


 翌日はATカントリーの「コカ・コーラ杯」です。参加者は男女で合計で80名でした。こちらもパーでスタートしていい感じだったのですが、やはりコースを知らないので、叩いてしまうホールがあります。でも終盤かなり粘ることができました。

 このコースは風格があり、歴史を感じさせます。乗用カートではなくて、キャディさんがカートを引っ張って、コースの中にまで入って来てクラブを渡してくれます。こんなシーンは今では大変珍しくなりましたね。久しぶりに18ホール歩きとおしました。ここは、確か以前青木功が「東北では最もいいコースだ」と言ったということで評判になったと記憶しています。慣れればこちらもいいスコアが出るでしょう。


 プレイを終えて、ロッカールームに行き、お風呂に入る前にケータイを見たところ、MAカントリーから着信の形跡がありました。入賞でもしたかなと電話を入れてみたところ、「優勝」したというではありませんか。驚きました。なんという幸先のいいスタートでしょう。


 さっそく仮住まいとなっている家に帰って、ビールで祝杯をあげます。うまいです。いい気持になってきているときに、ケータイが鳴りました。画面を見るとATカントリーからのようです。「えっ?まさかまさか!・・・でも、電話が来たということは、入賞でもしたのかな」と思って、ドキドキしながら電話に出ます。

 すると、なんということでしょう。電話の相手の方は、

 優勝」しましたので商品を取りに来てください」

 と言うではありませんか。

 「行きます、行きます。明日行きます」

 と私は答えます。


 参加者が多かったせいか、商品は両者ともにとても素晴らしいものでした。特にサッポロビール杯のほうは、参加者全員に配ったエビスビールのほかに、ビール5ケースをいただきました。ビール好きにはうれしい商品です。


 さて、一日置いてAカントリーの「キリンビール杯」ですが、こちらも申し込んで3冠王だ!とも思いましたが、連日優勝ということでちょっと怖くなり、エントリーは取りやめることにしました。