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2014年4月11日金曜日

私とカオリンと骨董の三角関係

~私の名前のなかに含まれている字~

 陶磁器を作るには原料が必要です。粘土ですね。それがカオリンです。そのカオリンの由来を調べてみました。
 

「なんでも鑑定団」で中島先生が解説するなかでよく出てくる窯の名前に、「景徳鎮」というのがあるのですが、その景徳鎮の近くに「高嶺」という名の山地があって、そこから出てくる粘土が、古くから中国陶磁器の原料として使用されていたのだそうです。「カオリン」というのは、「高嶺」の中国音「Kaoling」です。なるほど。
 

 作家の椎名誠さんは、「ナマコ」が大変好きなのだそうです。「ナマコ」というタイトルの本を出版しているくらいです。その椎名さん、なぜ自分はナマコが好きなのかと考えたらしいのですが、あるとき自分の名前である「シイナマコト」の中に、なんと「ナマコ」が入っていることに気がつきました。それで納得したそうです。


 それはそれとして、私もなぜ骨董が好きなのかを考えてみました。そうすると、なんと驚くなかれ、私の名前の中に骨董の「董」という字が含まれているではありませんか。しかも、陶器の原料である「カオリン」です。私はカオリンという愛称で呼ばれたことはありませんが、もし女性だったなら、そう呼ばれていたかもしれないのです。
 

 もうこうなったら、骨董と一生お付き合いするしかないのかもしれませんね。