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2014年1月27日月曜日

梅並木

~神の見えざる手~

 プレゼンの時にみんなに言われた梅の木の事が気になります。私はこの20本の「梅並木」がとても好きで、どうしても「エスペランサ村ブランドの梅酒」を作りたいと思っているのです。

 これだけ立派な梅の木なのに、なぜ実がならないのか不思議だったのですが、どうも大きすぎるのが原因だったようですね。確かにこれだけ大きければ、梅の花が咲く様子はとてもきれいでしょうが、梅の実のところまでは手が届きそうもありません。う~ん!どうしたものか。

 さて、エスペランサ村の建物を取り囲む庭に関しては、造園業者のFさんにお願いしているのですが、この方のブログが圧倒的な文章力で、いつもすごいなぁと感心しています。
 

 今日の内容はなにかなとのぞいてみると、ん?「落葉樹の冬季剪定」に関する内容が書いてあるではないですか。早速読んでみます。


 ブログの内容によると、落葉樹に関しては、冬の期間中なるべく2月までにやってしまうのがいいのだそうです。またまた来ました。絶妙のタイミングで「神の見えざる手」です。早速Fさんに電話して、梅の木の剪定をお願いしました。


 現場に集合した日は、風が強く雪が舞い散る寒い日でした。たまたまその日は土地家屋調査士の方が2名来ていて、村の境界線を仕切るためのくい打ちを行っていました。私は声を掛けます。

「雪の中お疲れ様です。寒い中大変ですね、よろしくお願いいたします。」

「いやいや、この辺ではこれくらいの雪は普通ですから」と土家調の方。

「えっ?…」と絶句する私。思い出しました。このくらいの雪は、雪国の冬ならば当然なのでした。私も18歳の時に雪国秋田を離れて上京して以来、冬は年末年始にかけて帰省するだけで、その後に訪れる本格的な雪国の冬を忘れていたのでした。


  Fさんに一通り剪定の仕方を教えてもらいます。木の高さが8mくらいあり、しかも木と木の間隔が狭いため、かなり密集しています。高さを抑え、横は隣同士枝が絡み合わないようにしなければなりません。また、前後の横は、長さをそのまま生かします。堆肥研究家が目を輝かせています。


 その後、元の土地の所有者からいただけることになっている「紅葉の木」を見に行きました。植え替えるのは雪解け後すぐ、つまり3月になるそうです。一緒にやろうではないですか。

また、これもいただけることになっているのですが、大量に置いてある大きな庭石の集積場所に行きました。Fさんは見ただけでどこの石かがわかるようです。一部の石は苔が生えていて、十分土になじんでいるため、庭石としては大変都合がいいそうです。もらえるだけもらっていきましょう。
  
う~!それにしても寒い。
 
さて、梅並木に戻って作業です。といっても、私にはもうこれ以上無理です。プロにお願いすることにして、車の中に戻りました。二人で二日かかるそうです。楽しみにしながら引き揚げました。

二日後、Fさんのブログを見ると、早速剪定の様子がアップされていました。大量の枝を切り取ったようで、大変な作業だったと思います。おかげさまで梅並木は、高さも密度もちょうどよく、整然と並んでいるようでした。
 

詳しくはFさんのブログ12月29日の「落葉樹の冬季剪定4 梅の木の樹高縮小と枝透かし」をご覧ください。感謝です。
 

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