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2009年11月9日月曜日

ハロー!会計 In 名古屋 開催

~テレビに放映されてしまったのだ~


 今日は日曜日、ハロー!会計の公開講座の日です。さっそく会場に出かけてみると、リハーサルの最中でした。今回は東海地区の中学生が対象で、愛知県や三重県などから親御さんも含め約70名の参加がありました。
 はじめに行われた司会者からの挨拶の中で、「今日は特別ゲストとして、会計の神様であるルカ・パチョーリさんにもお越しいただいております」という発言があったのですが、それに対して子供たちが、どこにいるんだろう?と周りをきょろきょろしていたのがかわいらしかったです。もちろん特別ゲストは、東海会のポスターの中からの参加でしたが。
 また、東京からは急遽「ハロー!会計の父」である御子柴さんが車で駆けつけてくださり、授業の様子をご覧になっていました。
 私も冒頭の挨拶の中で、世界の3大発明の話をさせていただき、文豪といわれたゲーテの言葉を引用して、「簿記」も世界の発明の中ではかなり上位にくるのではないかという説明をさせていただきました。簿記がなければ会計処理はできないし、会社は成り立たず、結果的に資本主義経済が成立しないという、強引で大胆な論法です。
  

 授業の方は、テレビカメラが回る中順調に進み、時間通りに無事終了。ルカ・パチョーリさんもポスターの中で、心なしか微笑んでいるように見えました。ケーキと飲み物でひと休みした後、第2部では公認会計士の仕事の内容をやさしく説明していただきました。公認会計士を目指しましょうではなくて、このような職業もあるよということだけでも、生徒さんの頭の片隅に入ってくれれば、それで大成功だと思います。
 終わった後はアンケート結果を見ながらの反省会です。ドラマで公認会計士を知ったというケースが意外と多かったのには驚きました。昨年から引き続き参加している生徒さんもいらっしゃったようですので、来期以降もハロー!会計を続けていくためには、新しいバージョンも考えなければいけないのでしょうね。その後は懇親会へと直行。事務局の渡辺さんが、ケータイのワンセグでテレビに放映されている「ハロー!会計」の授業の様子を録画してくれたので、みんなでそれを見ながら大いに盛り上がったのでした。


 思えば東海会は、ハロー!会計にかなり力を入れてきました。私の任期中の公開講座はこれで終了し、後は訪問授業を3回ほど行う予定です。協会本部のハロー!会計に対する力の入れ方が、以前ほどではなくなったにもかかわらず、東海会の広報委員会の皆さんは途中で挫折することなく、本当によくがんばってくれました。心から感謝しています。新しい体制になってからもハロー!会計を続けていくためには、今の広報委員のメンバーの半分以上は継続して委員になっていただかないと、難しいと思います。会計の裾野を広げるためには地道な努力が必要で、なかなか大変なのですよ。


 懇親会後、自宅に帰ってみると、静岡方面から留守電がはいっていました。どうやら朝早い時間帯のようです。内容はちょっとここでは書けないのですが、次回の役員会も大荒れのようです。明日電話することにして、こんなときは骨董の写真でも眺めながら、寝てしまうにかぎるのだ。