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2009年6月25日木曜日

先週もなかなかすさまじい日程だった


本来であれば今頃の時期になると、有価証券報告書のチェックも一段落し、緊張感から解放され、つかの間の休息を取ることも可能になります。


なのになのに・・・私の先週の日程もすごかったなぁ。


通常の業務以外にも月曜日の午後からは、全国の実務補習所委員長会議が名古屋で開催され、東海実務補習所の所長となっている私は主催者側として参加、終了後懇親会。火曜日は税務業務委員会会議と懇親会。水曜日は地域会会長打ち合わせ会と地域会会長会議が東京で行われ、東海会のほうは広報委員会と懇親会。木曜日は午前中、中部経済新聞社の取材を受け、午後からは名古屋税理士会の総会に招待。金曜日は東海会の部長委員長会議に研修事業委員会と懇親会といった状況でした。


東海会の総会が終わってすぐに、各委員会がさっそく活動を行ってくれているので、私としても大変満足です。基本的には、各委員会にはなるべく出席するようにしているのですが、仕事が重なってしまうケースがあるため、出席できるのは半分くらいでしょうか。


名古屋税理士会の総会には、河村市長がご挨拶されたのですが、名古屋弁丸出しで減税をPRしていました。久野会長も2年任期を3期勤められたそうですが、今回は会長をご退任され、小川新会長が引き継ぐことになりました。久野会長、大変お疲れ様でした。会計士協会としても、できれば税理士会とはあまり波風立てることなく、仲良くやっていければいいと思っています。


中部経済新聞社の取材も今回で3回目ですが、7月6日の公認会計士の日の記事になります。今回も写真をバシャバシャとかなり撮られたのですが、最近床屋にいっている時間がなかなか取れず、髪の毛が伸び放題となっているので、むさくるしい頭の状態で新聞に載ってしまうのだろうなぁ。もう2ヶ月ほど伸ばすと、吉田拓郎のデビュー当時の髪型になりそうな勢いなのですが、伸ばしたくてもそのうち物理的に伸ばせなくなってしまう可能性もあるため、伸ばすなら今のうちなのだ。


2009年6月21日日曜日

九平次に出会った

~偶然に偶然が重なった奇跡なのだ~


 先日、東京事務所の友人から、「名古屋に【九平次】というおいしいお酒があると雑誌に出ていましたよ」という、うれしい連絡をいただいたのです。【九平次】というのはもちろん杜氏さんの名前なのでしょう。挑戦的な名前がなかなか気に入りました。杜氏さんの名前そのものを日本酒の銘柄にしているケースはけっこうあるようで、例えば私の故郷の秋田にも、能代の酒で【喜三郎の酒】という銘柄があります。自分の名前を銘柄にするくらいですので、よほど自信があるのでしょう。「どうだ!」という杜氏さんの意気込みが感じられますね。
 私の名前は「かおる」というのですが、あまり日本酒の銘柄に似合う名前ではないようです。確かにいい香りはしそうですが、なんとなく日本酒の持つ力強さに欠けてしまいます。芳香剤の名前に使えるくらいでしょうか。
「かおる」で思い出すのが、私が心から敬愛するギタリスト、石川鷹彦さんが愛用している「カオルギター」です。このギターは順番待ち状態で、数年以上待たないと出来上がってこないと聞いています。今から頼んでも、出来上がってくる頃には私の指も動かなくなっている可能性もあるため、注文は断念しています。でも私には「ヤイリギター」のゴッド・ハンド、小池健司さんがついているので、それでいいのだ。
 また、「カオリン」という名称も使えそうですが、これは陶磁器の原料だそうです。私の所有している高麗・李朝時代の骨董品もカオリンでできていると思うと、なんとなく愛着が湧いてきます。
この地域の日本酒については、東海会事務局の渡辺さんが詳しいので、早速【九平次】というという銘柄のお酒を知っているかどうか聞いてみたのですが、これはもう当然のごとく知っていて、緑区大高町にある酒蔵で作られていることや、このお酒が置いてある店もすらすら出てくるので、驚いてしまいました。いつかこのお酒を飲んでみたいと思いながら、東海会を後にしたのです。

 その日はたまたま早く帰ることができたので、帰りに骨董屋さんの前を通ったのですが、ちょうど閉店前10分でしたので、ちょっと顔を出してみることにして、店の中に入っていきました。するといきなり店の人が「越山さん、いいところに来た。いいお酒が手に入ったんだわ」というのですね。「えっ、なんというお酒ですか」と覗いてみたら、


ぬわんということでしょう。


 【九平次】ではありませんか。しかも私にくださるという。「本当にいただいちゃっていいんですか」と念押ししたのですが、「私にはこちらがありますので」といって一升瓶の【九平次】が出てきました。「これだと家まで持ち帰るのは大変でしょうから」といって、私に4合瓶を渡してくれたのです。「日本酒のためなら一升瓶でも持って帰れます」と言いたかったところですが、そこはぐっと我慢して、ありがたくいただいて家へ帰ったのでした。
 冷蔵庫で冷やした後、さっそく翌日お気に入りの李朝初期の徳利と、これも李朝初期の三島の盃でいただいたのですが、まさしく至福の時間を過ごすことができました。うまかったなぁ。手に入る店を教えてもらったので、今度は自分で注文して溜め込んでおくことにしようと思っているのです。


2009年6月20日土曜日

総会続きの一週間だった

~2年目が終了したのです~


 5月の下旬から6月にかけては総会のシーズンとなります。会計士協会東海会関係の総会や他士業団体の総会に企業の総会と、かなりの出席回数です。私の場合、5月23日(土)の司法書士会の総会に始まり、翌週の30日(これも土曜日)は三重県会、さらに翌週は、1日(月)が愛知県会、2日(火)が静岡県会、4日(木)が岐阜県会に東海会の総会と、総会一色です。
 昨年までは、各県会の総会は、東海会の総会の前後2週間くらいに亘って行われていたのですが、各県会の決算が東海会の決算に取り込まれるため、原則的には東海会の総会の前に各県会の決算承認を取っておく必要があるということなのですね。確かにそのとおりなのですが、行う方はなかなか大変なのだ。

 東海会の総会も無事終了し、私の任期3年間のうちの2年間が終了し、残り1年となりました。例年ですと、東海会の決算が赤字になるということはなく、毎年、東海会の活動が不十分なのではないかとか、会費を値下げした方がいいのではないかという、同じような質問をいただくのですが、今年の東海会の決算は、どうだどうだの赤字決算なのでした。予算に比べると確かに未達成の部分もあるのですが、会員の皆さんから集めた会費ですので、派手に使うわけにもいかず、このくらいの赤字でちょうどいいと思っています。芸術的なくらい見事な着地点でした。
 そのほかの質問としては、会計士協会が単一会だということで、最近本部に権限が集中しすぎて、地域会の特色がなくなってしまうのではないかというご意見もありましたが、東海会はやりたいことをやっているので、そんなことはないのです。
 各県会の総会の中では、県会の存在自身を問う質問など、重いテーマの質問もあったのですが、県会をどうするか、地域会をどうするかは、東京会の再編がすんだ後の大きなテーマとなってくるのではないかと思います。

 この2年間、私は「魅力ある東海会創り」をテーマに掲げて、自分なりに楽しみながらやってきました。法人の業務もそれなりに面白い面もありますが、協会の仕事ははじめて経験することが多く、人脈も広がるし、充実感を持ってしかも伸び伸びと仕事をすることができるため、いろいろ楽しませていただきました。特にこの1年間は、全国研究大会があり、中日本五会研究大会もあり、しかも、協会とは直接関係はありませんが、HNKドラマの制作にもかかわらせていただきました。楽しい一年だったなぁ。

 そして、いよいよ任期の最終年度の3年目に突入です。私にとっては、この1年間をどうやって過ごすかという問題と、そしてこちらの方がもっと深刻な問題なのですが、任期が終わった後どうしようかという問題の両方を抱えながら、活動していかなければなりません。とりあえず、あと一年かけてゆっくり考えることにするのです。
 総会記念ゴルフはあいにくの雨でしたが、ダブルペリアの帝王牧野さんがまたしても優勝。牧野さんにダブルペリアで運を使い果たさせてはいけないと思い、私もひそかに優勝を狙っていたのですが・・・総会疲れという事で・・・言い訳ですけど・・・。