カテゴリリンク

2009年1月20日火曜日

やっと見ることが出来たDVD「監査法人」

~この時期の3連休はありがたいのだ~


 仕事始めから1週間が経過し、ありがたいことに3連休なのです。連休初日の土曜日には三重県会の新年会が四日市でありました。三重県会は会員の出席率が高く、昨年に引き続き大変盛り上がった新年会でした。昨年日本酒の一気飲みを2回もご披露させていただいたので、今年もあるかもしれないと思い、ゆっくりしたペースで日本酒を飲んでいたのですが、私も連日の宴会ということで気を使っていただいたのか、今回は一気飲みがありませんでした(なければないでさびしい気もしましたが)。それにしても前三重県会長の佐久間さん、いつもに比べておとなしかったなぁ。
 お酒を飲みながら、山中三重県会長と李朝の骨董の話をしていたのですが、大阪にある東洋陶磁美術館へ見に行くことを勧められました。一度行ってみたいと思っていたところだったので、近いうちに時間を見つけて行ってくることにします。


 残りの二日間は、NHKドラマ「監査法人」のDVDを見ていました。DVDは、11月にはNHKエンタープライズの方から送っていただいていたのですが、年末にかけて、なかなか時間がなく、しかも年末年始帰っていた実家の秋田にはDVDの機械すらなかったため、このときまで見ることが出来なかったのです。
 さっそく開封したら、出てきたのがなんと「監査用語集」ではありませんか。こういった付録を付けてくれるとは、NHKさんもなかなか親切だなぁと思ったのですが、よくよく考えてみたら私が作成した原稿なのでした。
 もう何度も見ているドラマですので、会話まで覚えているくらいなのですが、最近CDを何度も聞いているためか、音楽にもつい関心が向いてしまいました。「この曲はこのシーンで使っていたのか」という視点からあらためて見たり聞いたりしていると、別の意味で新鮮さを覚えます。また、未放送のシーンやインタビューの他、撮影シーンも付録として用意されていました。私が撮影現場にお邪魔しに行ったときに、小野寺さんと話をしていたのですが、その際カメラが回っていたため、もしかしたら私も写っているのではないかと期待してみていたのですが、カメラの角度がちょっと合わなかったようです。でも小野寺さんが挨拶で話していた内容で「会計士に会って税理士との違いを聞いたらぜんぜん違いますといわれました」という「会計士」は、多分私のことなんだろうなと思いましたね。
 そういえば第一話の第一稿をいただいのが、昨年のちょうど今ころです。昨年の会計士協会本部の賀詞交歓会で八田先生をご紹介いただいたのですが、今年も本部賀詞交歓会で八田先生にお会いし、「監査法人」のことが話題になりました。あれから一年。今年ももしかしたら面白いことがありそうで・・・。

2009年1月8日木曜日

いよいよ仕事始めなのだ

~新年早々毎日飲んでばかりいていいのであるか~


今年もいよいよスタートです。何しろ仕事のスタートが月曜日なので、結構先が長いのがつらいところではあります。5日はさっそくあいさつ回り。6日は会計業務委員会の後新年会、7日のパネルディスカッションの打ち合わせとその後の食事会は、事情によりコーディネーターが変更になったため夜はなかったのですが、8日が近畿会の賀詞交歓会、9日が東海会の賀詞交換があり、夜は研修事業委員会の後新年会、10日(土)は、三重県会の新年会へ出席という事になっているのです。三重県会の新年会は、参加者の飲みっぷりが伝説となるくらい激しい新年会で、しかも連荘の最後に控えているため、それまでは体調を考えながら飲む必要があるのです(といっても、飲み始めたらそんなことは考えていないしなぁ)。


もともと体があちこち悪い割には、肝臓だけは自信があるため、つい喜んで参加してしまいます。週が開けても一月いっぱいは新年会や他団体の賀詞交換会等のオンパレードで、なかなか大変なのだ。事務所を早めに退出するときに、職員の皆さんに「お疲れ様でした」と言われると、非常に心苦しい思いをしてしまいます。事務所の皆さ~ん、私が早く事務所を退出するのは、仕事をサボっているわけではなくて、その後公務があるからですからねぇ。
前会長の前川先生は、いったん飲みに行くと2次会・3次会は当たり前、午前様になっても翌日は平気でゴルフと、大変なタフネスぶりでしたが、そこまでは私にはまねができません。まだまだ先は長いので、ワシ流で今年も一年間やっていくつもりです。

年末年始は秋田に帰っていたのだ

~地吹雪がお出迎えだった~


 年末年始は、久しぶりに秋田に帰ってのんびり過ごすことにしたのです。幸い、大雪による遅れも思ったほどなく、システムトラブルも避けることが出来、何とか無事に帰ってきたのでした。でも、冬の秋田は、年内は大吹雪で風がかなり強かったため、雪が地面から吹き上がってくるという、いわゆる「地吹雪」状態で、なかなか外へ出る気はしませんでした。やっぱり冬の秋田は寒いのだ。
 従って、家の中で酒を飲んでいる以外はほとんど読書。特に最近、「突発的高麗李朝骨董収集症候群」にかかっているため、最近読んだことのないほど分厚い本、骨董の贋作の見分け方的な本を必死に読んでいたのです。財務諸表であれば、手で表面をなぞるだけで、会計処理上の問題点をすぐに発見することができるのですが(ウソですけど)、骨董の贋作は、見ても触っても中を覗き込んでも匂いをかいでみても、正直言って自信がありません。「あっ、いいな」と、感性が自然に反応するのに任せています。今のところ、信頼の出来る骨董屋さんからいろいろ教えてもらいながら購入しているため、自分がここ数ヶ月間で購入した数点は、間違いなく真作だと思っているのですが。


 秋田の日本酒は、ほんとにおいしいのですが、残念ながら李朝の徳利と盃は秋田まで持ってくることはできませんでした。この日本酒を、お気に入りの李朝の徳利と盃で飲んだら、さぞかし幸せだろうなと思ったため、さっそく名古屋へ帰る前に日本酒をまとめ買いして、自宅に送ることにしたのです。徳利に「雨漏り」(いわゆるシミのことですね)が出るまでとことん飲んでやるのだ。
年明けの秋田は比較的暖かく、帰るころには雪もほとんど残っていませんでした。やはり暖冬なのだろうか。帰りの新幹線の中で、作家の五木寛之さんの本を読んでいたのですが、人生50歳までは登山のようなもので、60歳くらいから徐々に下山していくものだというようなことが書いてありました。私は一足先に下山を開始して、すばやく退職し、残りの人生を李朝の骨董でも愛でながら過ごしていたいものだと考えていたのです。
 ところがところが、名古屋の自宅に帰って、年賀状を整理していると、ヤイリギターのゴッド・ハンドこと小池健司さんから「いよいよ神代欅のギター制作に取り掛かります」というメッセージあり。う~ん!まだまだ下山するわけには行かないようです。明日からまたハードな生活が始まるのだ。

2009年1月3日土曜日

新年のご挨拶

~東海会ニュースより一足先に新年のご挨拶なのです~


 東海会ニュースより一足先に、新年のご挨拶をさせていただきます。ブログに直接書きこめればもっと早いのですが、今のところ、ブログに掲示されるまでに、いくつかの人的手続きを踏まなければならないので、多少遅れてしまいますが、お許しください。


 新年おめでとうございます。早いもので、東海会会長として、2回目の新年を迎えることになりました。私の任期もちょうど折り返し地点を通過したところでしょうか。昨年は、年明けからNHKドラマ「監査法人」の監修を約半年間に亘って務めさせていただいたのと、ドラマ放映期間中の7月に、会計士協会の全国研究大会が12年ぶりに名古屋で開催されたこともあり、充実した1年間を過ごすことができました。また、内部統制監査や四半期レビューも始まり、適用初年度という事もあって忙しい1年間であり、また印象に残る年でもありました。今年はどんな年になるのか、どんな出来事が待っているのか、今から大変楽しみにしています。幸い、昨年の公認会計士試験合格者も3千人の大台に乗り、新しい仲間も増えました。監査法人勤務者、特に若手の中に疲弊感があることは十分認識していますが、今後はある程度一段落してくるのではないかと思われます。前向きにいきましょう。


 経済的には、昨年後半からの円高・株安の影響で、不安定な状態が続いており、輸出を中心とする企業の多い東海地区の経済にも、少なからぬ影響があるものと思われますし、また政治の世界においても、ねじれ国会が継続中という事で、こちらも不安定なまま、結局年を越してしまいました。安定した経済社会の実現を期待したいと思います。
 会計士業界全体のことに目を移しますと、ここ数年の不正会計に揺れた時期からはやや立ち直った感がありますが、まだまだ監査に対する社会の信頼を完全に取り戻すところまでには至っていないと思います。今後も地道に監査業務を通じて、日本経済の力になるようがんばらなければなりませんし、広報活動を通じて公認会計士に対する期待ギャップの解消に向けて努力していく必要があると思います。
会計の面でも、IFRSの導入に向けた取り組みが始まります。また公会計の確立と地方自治体に対する財務諸表作成支援業務や、政治資金規正法による監査等、新たな領域の業務も拡大してきます。もちろん、今年も内部統制監査や四半期レビュー制度の定着に向けた努力をしなければなりません。我々公認会計士が活躍する場面はたくさんあると思います。会計のプロとして、今年も自分の力に磨きをかけましょう。


 東海会の業務に関しては、4か月分のホワイトボードがいつも真っ黒になってしまうほど盛りだくさんとなっていますが、今年もいろいろ忙しそうです。特に2月には中日本五会研究大会が名古屋で開催されることになっており、しかも第40回という記念大会でもあるため、こちらもぜひ成功させたいと考えております。皆様方のご参加をお待ちしております。
私が東海会会長になってからは、特に広報活動に力を入れてきましたが、今年も同様に考えています。ホームページの充実は、事務局の皆さんががんばってくれていることもあり、さらにバージョンアップするつもりですし、時間がなくて話題はあってもなかなか書ききれていない私の会長日記(越麻呂日記)も、今年は心を改めて昨年以上にワシワシ書いていくつもりですので、ご期待ください。
 また、個人的には4県合同で実施できる行事が、ゴルフや旅行だけでなく、他にも企画がないかどうか考えているのですが、皆さん「オッサン・バンド」はいかがですか。私もまだあきらめていないので、やってみたいと思われる方は、ぜひ声をかけてください。お待ちしています。
 会計士協会本部においては、最近、協会のガバナンス改革や地域会の再編等が話題になっていますが、東海会に影響する事項も出てきています。東海会の活動を活性化させるために、私もいろいろ考えてまいりますが、会員の皆様方からもご意見等ございましたら、会務にいろいろ反映させていきたいと考えていますので、ご協力のほどよろしくお願いします。


 今年も1年間、会員の皆様方のご活躍をお祈りしております。