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2007年12月26日水曜日

この1年を少しだけ振り返る

 今年もあと10日余りとなり、いよいよカウントダウンとなりました。それにしてもこの1年間は、会計士業界にとってはつくづく大変な一年間だったなと、あらためて実感しています。2月頃には、この業界は一体どうなってしまうのだろうかと、真剣に考えた方も多いのではないでしょうか。一時的に「監査難民」という言葉がはやり、本にもなったようですが、結果的には大きな混乱もなく年末を迎えることができ、とりあえずはよかったなと思っています。


 また、会計不祥事も後を絶たなかったような気がします。財務諸表の過年度訂正が、珍しくなくなってきたのには、驚くばかりです。「循環取引」や「架空」という言葉も、盛んに新聞に登場していました。
「内部統制」「J-sox」は、今年頻繁に使われた言葉の一つだと思いますが、準備期間が残りわずかとなり、各社対応に大急ぎのようです。来年4月からはいよいよ本番年度を迎えます。「不正会計」という文字が、新聞から遠のくよう祈るばかりです。

 個人的には、年明け早々東海会会長の選挙に出るよう推薦され、「無理」という文字が真っ先に浮かんでしまい、おろおろしているうちに選任されたものの、6月の総会までは法人の業務でほとんど瀕死の状態で、この先どうなる事やらと思っていました。幸い8月以降は、法人業務が比較的軽くなったため、何とか両立して、ここまで乗りきることができています。


 約半年間、東海会会務を行ってきましたが、目新しいことばかりで、なかなか刺激的でした。来年の研究大会の準備やいろんな所での講演会や挨拶、各委員会への出席、ラジオの生番組に出てしまったこともありましたし、顧問相談役会というものがどういうものかも経験させていただきました。年明けも、賀詞交歓会に始まり、中日本五会も予定されています。また監査役協会や勉強会での講演など、いろんな行事が目白押しです。幸い、副会長の皆さんはじめ各役員・部長委員長県会長、部員の皆さんが協力的だったため、大変助かりました。来年は全国研究大会の年、ぜひよろしくお願いします。


 それにしても、今年の世相を反映する言葉が「偽」とは、おお!何ということでしょう。経営者は偽りの財務諸表を作成し、賞味期限を「偽装」します。テレビの前で頭を下げてお詫びの言葉を並べていても、芝居じみていて反省の気持ちは一向に伝わってこないのは、やはり偽りのお詫びだからなのでしょうね。


来年は、ぜひ私の好きな字「遊」が選ばれてほしいものだと思います。

2007年12月13日木曜日

サラカイセン ~123-126~

123.国会も インセンティブも ねじれてる


125.カレンダー 休日・祭日 チェックする


126.夏長く 秋短くて 冬来たり